最近頭の中に浮かんでは消えする
「愛嬌があってかわいい老人になるためには?」
このテーマ
ないものねだりのグランマにはとても難しいのです
それもこれも やっかいな性格が原因なのですが
「老いては子に従え」なんていう柄じゃないし
意地っ張りでがんこで素直じゃないし
ことの発端は
近所に住む息子が最近やけに よそよそしい
毎日のように来てよくランチにでかけていたのだが
連絡もないし家にも寄らず顔もださない
おもしろくないことがあるのだろうと推測するが
意地っ張りのグランマは
「少し距離があった方がいいのよね。どうぞご自由に」と
敢えて自ら連絡することはしない
だからといって気にならないわけではないので
自分の気持ちをやや持て余し気味
素直になればいいものを・・・
ドイツ系アメリカ人の心理学者 Suzanne Reichard は
高齢者の性格を5つに分類している
円熟型: 自らの老いを受け入れ、社会参加に積極的で毎日を健康的に暮らそうとするタイプ
過去の自分を後悔することなく新しい現実の中で満足を得られる
未来志向で自分で人生を進めようとする
安楽イス型(依存型):責任から解放され、他人に依存して気楽な生活を送ろうとするタイプ
受身的で消極的に老いを受け入れて他人に依存しながら「気楽な隠居」を求める
装甲型(防衛型):老化に対する抵抗・防衛が強く積極的な活動を維持して若者と張り合おうとするタイプ
強い防衛体制を敷くことで老化への不安や恐怖に対処しようとする
責任感が強く、何とか若い頃の生活水準を守ろうとして様々な活動を続けようとする
「まだまだ現役」という意識が高い
外罰型(憤慨型):自分の過去や老化を受け入れられず、失敗を周囲のせいにして敵意を向けるタイプ
自分の過去だけではなく老化そのものも受け入れることができない
失敗の原因を自分ではなく環境や他者のせいにして責任転嫁する
不平や不満が多く、周囲に対しても攻撃的にあたり散らす
内罰型(自責型):人生の失敗の原因は自分にあると考えて自分を責めて愚痴と後悔を繰り返するタイプ
仕事に一生懸命で家族をかえりみなかったことで現在は家族から相手にされない状況を嘆いたりする
意欲はなく受動的で他者への関心も薄い
さてさて、一人反省会の始まり!
・あてはまらないのは外罰的思考
・人生に失敗したとは思わない、いや思いたくないといった方が正直な思い
・内罰的思考は強いと思う
・外見や記憶力にしても老化を受け入れざるをえない
・若者と張り合う気はないが「まだまだ現役」だと思う気持ちはある
・さらに言えば この意識が強いため気楽な隠居生活を楽しむことなどできない
ちなみに同じ時期に退職した男性同僚は何もしない生活を楽しんでいる
散歩にでかけたりTVを楽しんだりして日々を過ごしている
できない!グランマには!
だって
回遊魚 だもの‼
止まると呼吸困難になって息絶えるわ
旅もしたい、色々なことにチャレンジもしたい、仕事もしたい
常にアクティブでいようとしている
「私は私よ。頑固で意地っ張りで何が悪いの」と開きなおるグランマ
たちが悪い年寄りまっしぐら・・・