サラマンカから次の留学地サンティアゴ・デ・コンポステラへ移動

June 18(Sat):  €78.21
    08:20:  Lv. Salamanca Train Station via Renfe
    10:00:  Ar. Madrid Chamartin St.
    11:40:  Lv. Madrid via Iberia  Express   
    12:55:  Ar. Santiago de Compostera

移動日はいつも はらはらドキドキ

グランマ 一人旅奮闘記
サラマンカからサンチアゴへの移動に立ちはだかる2つの関門

不安だったので心の中はまさにこんな気分

 

1) サラマンカ - マドリード間のRenfe(高速列車) 新幹線

オンラインで予約済だが

駅で発券作業が必要かはてなマーク

 

第一関門クリア

 

 

2) 第二関門は最難関!

マドリード-サンチアゴは飛行機 飛行機

 

Renfeのチャマルテン駅からバラハス空港

フライトまでの時間は1時間40分しかない

うまくいってギリギリといったところか…

我先に駅から出てタクシーで空港へ

スーツケースをころがし背にはリュック

焦る気持ちで、自ずと体が前のめりになる

マドリード、バラハス空港

広いし混雑 キョロキョロ

 

わからん えー

誰彼構わず聞きまくり、ひとまず荷物を預ける

搭乗ゲートまでシャトルで移動

時間が刻々と迫る 

満員電車のようなシャトルの中で小さなグランマは酸欠状態

Mゲートに到着

 

何ごと⁈

 

ゲート移動前のエレベーターに100人くらいの人が足止め

何かがうまくいかずひしめき合い怒声が ムキー

皆もイライラ、グランマもイライラ

てか、何が起きているかわからないことにいらつく

 

Why?

 

ドラエモンのタケコプターが欲しい!

待つこと20分

皆駆け上がり搭乗口へ

 

What?

 

変更されてる ガーン

皆血相かえて重いリュックを背負い駆け出す

負けじと後を追いかけるグランマ

やっと辿り着いたら何と飛行機の到着が遅れているようだ

 

航空会社スタッフは我関せず

離陸前で忙しいのね~

 

とりあえず間に合ったことに安堵 口笛

ここまでくれば、後は野となれ山となれの気分

 

40分遅れで搭乗が開始された頃には皆の忍耐も切れかけ、またもや怒声 ムキー

 

あちこちから聞こえる「Excuse me!」

騒いでいる大男たちの間をすりねけて小さなグランマは無事搭乗 ニヤリ

思わず、フーッとため息

 

1時間のフライトでサンチアゴに到着

 

滞在期間は短いが、サンチアゴ・デ・コンポステラは3度目

 

なぜか懐かしい気持ち

 

ふ し ぎ

 

無事学生寮に到着

Universidad de Santiago de Compostela Cursos Internacionales 

サンチアゴ・デ・コンポステラ大学サマーコース

 ・学費(4週間): €859.25

 ・学生寮(28日間):€696

 

窓を開けてみる

大きな空とヒマラヤ杉の大木

広々とした空間の大学構内

大きく深呼吸

 

3階の窓が開いている部屋がこれから4週間過ごす

My Sweet Home!

 

午後2時。倒れる前に食べなきゃ

早速街まで

この森を抜けるとサンチアゴの街

途中で出会う大聖堂。威風堂々!

思わず手を合わせたくなる

 

巡礼者や観光客                バグパイプ奏者

 

 

コロナ前の日常に戻ってきたようだ

旅を終えた巡礼者

サンチアゴ・デ・コンポステラ大聖堂前

笑顔あふれるオブラドイロ広場

「Buen Camino! お疲れ様」

 

オブラドイロ広場にある世界遺産で5つ星パラドール

Parador de Santiago - Hostal Reis Catolicos

1499年に建てられた王立病院

歴史ある建造物だ

前回、巡礼最終日に1泊した

 

タパスバーを探す

一軒目の店は満席でことわられた

2軒目で1席開いていたカウンターに滑り込む

まずはビール、2杯目はワイン

そしてタパス

 

 

やはりガリシアは美味しい

朝5時から9時間飲まず食わずで移動

ありつけた食事を堪能したグランマ

寮への帰りは案の定道に迷いながらも部屋に戻り

8時にはベッドに倒れ込む

一人旅は体力と気力勝負だなぁと

ぶつぶついいながら眠りに落ちていく

レムからノンレム睡眠へ

緊張の移動日を終えた

 

タパスバーでの楽しみ

目の前のカウンターから好きなものを選んだり、料理してもらったり

カウンター上部のバゲットの上に乗っているピンチョスは大体1個 €1.50ぐらい

いろいろな種類がある

 

 

イカの鉄板焼き(Calamarcitos plancha)  €4.90

ガーリックが効いていてとてもおいしい

毎回注文するほど好きな一品 

 

大好物のピミエントス・デ・パドロン(Pimientos de padron)€5.00

しし唐によく似たパドロンという甘味の強い青唐辛子

オリーブ オイルで素揚げしてあら塩をかけるだけのシンプルなつまみ

おいしくて箸(指)が止まらない

この味が忘れられず、帰国後、家でも作ったりするほどの好物



友達に勧められて食べてみたマテ貝 Navajas(€20.00)

多すぎて全部食べるのはつらい


さて、本題のスペイン語

スペインに食べにきたわけではないよね?

 

I know!

 

朝9時から2時まで授業

前半2週間は肌寒く、厚手のジャケットを買った

後半は夏本番の暑さ

エアコンなしの寮内と教室

午後の授業は教師も生徒も汗だく 笑い泣き

水分補給をしないグランマは干からびそう

 

毎週金曜日にアチーブメントテスト

文法問題、ヒヤリング、作文

スマホ使用OK

文法は7、8割とれるが、ヒヤリングはさっぱり

ヒヤリング、スピーキングは一朝一夕には無理だ

 

言語習得は積み重ね

サラマンカでの2週間は確実に役に立っている

 

うん、実感する

 

がんばろう

 

グランマ Keep going!

 

最終日クラスメートと。左端はProfesora Hortensia

 

折角なので移動前にもう一度大聖堂内を見に行く

中央祭壇に祀られる聖ヤコブ

 

 

 

ボタフメイロの大香炉。世界で最も大きな香炉の一つで、重量は80kg

4年前に見た時には感動した

これが見たかったが今はやってないらしい


観光列車 (Tren Turístico)でサンチアゴの街を45分で1週(6€)

歴史回路(白)と公園回路(赤)の2種類

白の monumental routeに乗る

心地よい風にふかれて

緊張が身体から出ていく

 

最後にパラドールに寄ってみた

大好きなオリーブをつまみにモヒートを飲みながら一休み

何と、このオリーブ無料

おいしくてお代わりをしてしまった

  

 

 

帰路、大好きな森を歩き

一歩一歩サンチアゴを感じつつ

大聖堂ともお別れ

 

 

寮の部屋からの景色も最後

 

明日は、アリカンテに移動



 

                     グランマの挑戦(8):アリカンテへ