AIJの問題で話題となっています。
デリバティブともいいます。具体的な商品として、以下のものなどがあります。
外国為替保証金取引(FX)
通貨の売買を行う取引です。レバレッジにより少ない資金で大きな取引を行うことができます。
レバレッジとは「てこの原理」のことです。証拠金を預け、それを担保に何倍もの金額の取引ができます。今は一般向けは25倍以下に規制されています。少ない元手で大きな取引ができますが、その分リスクは高いです。
「買い」の方の通貨をロング、「売り」の方の通貨をショートと言います。
通貨の金利差に応じたスワップポイントが発生します。金利の低い通貨を売り金利の高い通貨を買った場合には、スワップポイントを得ることができますが、逆の場合はスワップポイントを支払うことになります。
先物取引
先物取引とは、商品や指数をあらかじめ決めた期日にあらかじめ決めた価格で受渡(決済)をすることを取り決めた取引のことです。
商品価格の変動に対するリスクヘッジの意味合いを持ちます。
オプション取引
原資産を購入する権利(コールオプション)と、売却する権利(プットオプション)の取引のことです。期日前に途中で反対売買を行うことで、利益・損失を確定することもできます。
CFD(Contract for Difference)
CFDとは、原資産となる国内外の株価指数、株価指数先物、債券先物、商品といった様々な金融商品の価格を参照して行なわれる取引で、現物の受渡しを伴わず、売買の差額で決済する取引です。
レバレッジ効果により、小額の投資資金で取引できます。
CDS(Credit default swap)
クレジット・デフォルト・スワップ
企業の債務不履行(デフォルト)を対象にしたもの。金融機関同士での取引が主です。
他にも色々あります。
複雑なものが多く、説明するには図とかがないと分かりにくいですね。