プレビュー
2015-06-23 09:55:20
日記
テーマ:音楽/生活/趣味
演奏三昧
5月7日水曜日からの、演奏三昧は
日曜日の自主企画ソロ公演で終了。
水曜日から土曜日は、実質4つの
コンサートを並行で準備。
2つは、お金を頂けるオーケストラへの
賛助出演。
もう1つは、5月末のレバークーゼンでの
大学生時代の同級生との
共演の予行演習も兼ねる。
残るのは、どちらかというと
子供達の発表会のサポート。
ソロはテレマン、フンメル作曲の
トランペットの為に書かれた曲を
メインのソロ楽器として、
フューチャープログラム。
恒例に成りつつある、アルト・
リーツオゥ教会での月1音楽会。
パートナーのW氏との共演。
1週間に2度の演奏はどうかと思ったが、
子供達の出演希望者を
募ってみたら、結構な数になり
二部構成に。
人前で演奏したい。
何かを発表したいというモチベーションは
大切だ。充分に準備された本番は
10回分のひとりでの練習よりも
効果がある。
子供達は本当に良く演奏した。
それを見守るご両親、やはり
子供は大人の反応を可也シビアに
観ている
(親たちは自分のやっている事に関心が
有るのだろうか?自分は愛されているのだろうか?
心の声が聞こえてくる)
テレマンの組曲。
毎年恒例になった年末公演。
スイス・クア大聖堂での
オルガニストとのプログラムから
新しくレパートリーになった。
ベルリン在住のW氏は、独自の
拘りで組曲の構成自体も
考えて頂く。
印刷されている順番、定番の
曲順通りに演奏するのでは無く
トランペットが充分休みを
取りつつ、且つ音楽的に観客である
聞く側の自然な調性間の流れや
繋がり、曲自身の成り立ち、他の
プログラムとのバランスを熟慮して
(勿論W氏自身の身体や、頭の疲れ
ぐあいも計算するのだ)
独奏者である私の立場も考えて
調性やバランス・コンサート自体の
プロポーションにも気を配る。
流石だ。私もいつの日か其処まで
目の届く、配慮することの出来る
素敵な音楽家になることが
出来るのだろうか。
フンメルの協奏曲は、何故か学生
時代にはあまり縁がなかった。
其れでもドイツへ来て、ベルリナー・
フィルハーモニーホールを
始め、大きなコンサートホールでも
オーケストラとの共演は、
回数の多い方の部類に入るようになった。
ピアノとの良いコンデションの
録音がないので今回取り上げる。
ライブ録音で、良い物を残したい。
W氏は、永く教会オルガニストを
務める。
オルガン、ピアノだけでは無く、
アコーディオンにも造詣が深い。
経験豊富で音楽的に啓発されることが多い。
知的な会話を好む。
此方は野生の勘で相対する。
それでも、演奏で納得して
頂く事も増えてきた。
「今の演奏のアイディア、とても良いね」
など時には此方が思っても
見ない反応を、素直に言葉に
してくださる。
今回W氏にはオーケストラの
全てのパートを、1人で弾き
熟す事が出来なければいけない
難曲を辛抱強く、時間を掛けて
丁寧に仕上げて戴く。
テクニックだけでは無く、
音楽の精神、核心に近付けるような
プロセスを一緒に体験出来る
貴重な存在・至福の時間。
今日の出来は、ラッパの音色の
選び方が少し硬かった。
もう少し、しなやかな演奏を
心がけよう。
雑務を一手に引き受けてくださる、
D夫人に感謝。

2015-06-23 09:55:20
日記
テーマ:音楽/生活/趣味
演奏三昧
5月7日水曜日からの、演奏三昧は
日曜日の自主企画ソロ公演で終了。
水曜日から土曜日は、実質4つの
コンサートを並行で準備。
2つは、お金を頂けるオーケストラへの
賛助出演。
もう1つは、5月末のレバークーゼンでの
大学生時代の同級生との
共演の予行演習も兼ねる。
残るのは、どちらかというと
子供達の発表会のサポート。
ソロはテレマン、フンメル作曲の
トランペットの為に書かれた曲を
メインのソロ楽器として、
フューチャープログラム。
恒例に成りつつある、アルト・
リーツオゥ教会での月1音楽会。
パートナーのW氏との共演。
1週間に2度の演奏はどうかと思ったが、
子供達の出演希望者を
募ってみたら、結構な数になり
二部構成に。
人前で演奏したい。
何かを発表したいというモチベーションは
大切だ。充分に準備された本番は
10回分のひとりでの練習よりも
効果がある。
子供達は本当に良く演奏した。
それを見守るご両親、やはり
子供は大人の反応を可也シビアに
観ている
(親たちは自分のやっている事に関心が
有るのだろうか?自分は愛されているのだろうか?
心の声が聞こえてくる)
テレマンの組曲。
毎年恒例になった年末公演。
スイス・クア大聖堂での
オルガニストとのプログラムから
新しくレパートリーになった。
ベルリン在住のW氏は、独自の
拘りで組曲の構成自体も
考えて頂く。
印刷されている順番、定番の
曲順通りに演奏するのでは無く
トランペットが充分休みを
取りつつ、且つ音楽的に観客である
聞く側の自然な調性間の流れや
繋がり、曲自身の成り立ち、他の
プログラムとのバランスを熟慮して
(勿論W氏自身の身体や、頭の疲れ
ぐあいも計算するのだ)
独奏者である私の立場も考えて
調性やバランス・コンサート自体の
プロポーションにも気を配る。
流石だ。私もいつの日か其処まで
目の届く、配慮することの出来る
素敵な音楽家になることが
出来るのだろうか。
フンメルの協奏曲は、何故か学生
時代にはあまり縁がなかった。
其れでもドイツへ来て、ベルリナー・
フィルハーモニーホールを
始め、大きなコンサートホールでも
オーケストラとの共演は、
回数の多い方の部類に入るようになった。
ピアノとの良いコンデションの
録音がないので今回取り上げる。
ライブ録音で、良い物を残したい。
W氏は、永く教会オルガニストを
務める。
オルガン、ピアノだけでは無く、
アコーディオンにも造詣が深い。
経験豊富で音楽的に啓発されることが多い。
知的な会話を好む。
此方は野生の勘で相対する。
それでも、演奏で納得して
頂く事も増えてきた。
「今の演奏のアイディア、とても良いね」
など時には此方が思っても
見ない反応を、素直に言葉に
してくださる。
今回W氏にはオーケストラの
全てのパートを、1人で弾き
熟す事が出来なければいけない
難曲を辛抱強く、時間を掛けて
丁寧に仕上げて戴く。
テクニックだけでは無く、
音楽の精神、核心に近付けるような
プロセスを一緒に体験出来る
貴重な存在・至福の時間。
今日の出来は、ラッパの音色の
選び方が少し硬かった。
もう少し、しなやかな演奏を
心がけよう。
雑務を一手に引き受けてくださる、
D夫人に感謝。
