6月22日(月曜日) 曇 ベルリン 2015

お騒がせしました。

本日、22日午前10時無事退院する事が
出来ました。

先生達も驚きを隠せない程、
「投薬、治療がこんなに
上手くいく患者も珍しい」と
2度も医学部生の授業のモデルになる。
と言う未知の経験をしてしまった。

本当に苦しかったのは月曜日
当日の夜、歯の根が合わない
程に、悪寒が来て、モルヒュムの
お世話になった事が特筆できる。

金曜日のドレナージ治療
(炎症を起こしている患部に
管を、直接内視鏡を使って設置)
老廃液の不順の解消を図る。

この日の夜も痛みで、
寝られずにいると、矢張り
モルヒュムの投与を受けた事。

2回共、直後に意識を失って
寝入ってしまい翌日は、
ヤケに調子が良かった。

次の夜から、健康の回復に
伴う疼痛のコントロールの
簡単な説明を受けて、
その治療法を経験出来た事は
大きい。

其れまでは、痛み止めと言うと
如何しても、中毒と言う言葉が
頭に浮かんでいて、正しく理解できて
いなかった事を身を以て知る。

久しぶりに、髭も伸ばし
放題にしてみた。
(たった2週間だけれども)

入院期間に様々な想いや、
計画が頭の中を、駆け巡って
しまいとうとう、幾つか
演奏会を実行しようと決心した。

暫く連絡出来ないでいた
旧友や、お世話になった方々に
何人か連絡出来た。

牧師、心理療法士の助けを借りて
もう1度、自分を深く見つめ直す
事が出来たと思う。

看護師の方達とも、良好な
信頼関係が築けて、今迄で
1番納得のいく治療を受けた事。

食事のバランスを再発見出来て
体重がベスト(85キロw)に戻った。

何より、疲れ無くなって
気力が充実して来た事。

皆さん、こんなこともあるのです。