スピードの時代と言われたのは
私の育った昭和という時代の象徴で
あったのかもしれません。

今週の大きな催しに実は(大変私ごとで、恐縮ですが)
誕生日が在りました。

2001年、ニューヨークで起こった人類史上
きっとそ日のことをいつまでも人々は
語り続けるだろうと思われる事件です。

真相も未だによくわかって居ない
悲しみを、怒りを一体何処に向ければよいのか
誰が責任を取れる立場にあるのか

未だに、何も明確な答えは得られて居ないような気がします。

だいたい、何であんなに多くの人の命が
一度に犠牲にならなければ成らなかったのか

何でそんな日に(自分では本当に、どうしようも無い事
だけれども)「誕生日だなぁ。今日は」なぁんてノンビリと
して居たのだろうと、全身の感覚が一度に奪われるほどに
思考が停止して、惚けたようにテレビ画面を通して
伝えられてくる信じ難い光景に
自分でも訳も解らず、とめど無く染み出るように
ながれる涙に