楽器屋さんで、思わず時間を取られて
腕時計と睨めっこしながら
教会の運営する学童保育の入っている
建物へ。

Uバーン(地下鉄の)コーヒーショップの
魅惑的な誘惑を振り切って
子供達の待ち受けるレッスン場へ

ー夏の改修工事で、ずいぶん広く
使い易くなった多目的室へ。
縦型のピアノが据えられ、流暢には弾けない
私でも、正しい音と感覚の和音の説明を
手助けしてしてくれる、大事な相棒だ。

子供達にとっては、良い息抜きにもなっている様子で
子供の頃に、正しく音楽と触れるチャンスを
自ら棒に振った私の、せめてもの罪滅ぼしのつもりもあって
カナリ自由に触らせる。

最近は、子供達は自分のお気に入りの曲の
一節をピアノで弾いて、続きは先生が
責任を持って完結させる。という
私にとっても、かなりレベルの高い
要求が出されるようになって
日々精進・誠心誠意のレッスンは
続くのです。