ご無沙汰しております。

おかげさまで、元気で忙しい日々を送らせて頂いています。

秋学期(ドイツでは新学期は秋に始まります)が始まりました。
演奏会もこれからが本番、シーズン全開でクリスマスの時期を頂点に
極寒のドイツ・ヨーロッパの主に室内で行われる様々な行事の
目白押しにある時期でもあります。

夏休みを経て、心配された大量の落伍者も出ず
(去るものは追わず・発つ鳥跡を濁さず)
子供たちは、最もガマンを必要とする最初の3ヶ月を乗り切って
よほど気に入ったのか、今度は友達をグループに引き入れ始めました。

まぁ、取り立てて悪いことをする訳でもありませんし
よい事だと思うのですが、レッスンの前後の栄養補給
(大抵はお八つパンと、コーヒー)を、しっかりと取って
準備万端で臨みます。

9月の初コンサートから早くも3ヶ月、懲りずに
”自主企画・悪いのは全部自分のせいです ”M 企画は続くのです。

引越しの後片付け等は、シッカリと目を瞑って、歯を食いしばり
部屋に積まれたままの、ダンボール箱と段ボール箱の間で過ごすという
まるで”・ー・・ス”の様な生活にも、早くオサラバせねばとは
思いながらも、濁流のように押し迫る日々・日常に無残に押し流されて
あまりの圧倒的な流れに、笑ってしまうほどお構いなしに
”家庭の事情”ナンカまったく関係なく生徒たちへのレッスンは続くのです。
それほど悲観するほどでもありませんが・・・

そんな私たちの、汗と涙(とダンボール屑)の結晶
第二回コンサートが開催されます。出し物は”ヘンゼルとグレーテル”
11月5日(金)・午後3時30分より。
場所はいつものルゥイーゼン教会/シャルロッテン地区
演奏は贅沢にベルリン在住の金管楽器奏者、打楽器奏者、声楽家の
プロ演奏家集団と、金管バンド(大人と青少年)の共演
入場料 8/5ユーロ

お時間のある方、ぜひお越しください。

具志 優(トランペット奏者)