怒濤の更新です。

スミマセン。実家のIT化が全く時代錯誤でしたので、ストレスをここで
発散させて頂きます。

「17歳でプロの音楽家になる!」と母に誓った私でしたが、人間1つの事を
続けてみるものです。夢にまで見た自分のCDがプレスされる事に
なりそうです。
といっても、名刺代わりに配られるデモ演奏のモノですが・・・・

ドイツで13年間録り溜めした、ライヴMD音源を使ってのCD音源作成は
今回の那覇市内でのコンサートを、サポートしてくださったOMacという主に
メディア関係のお仕事を、沖縄県内でされている会社によるものでした。

カメラの森山という老舗・専門店があるのですが、その会社の別館にあたる
OMacはPCを駆使した、総合メディアサポート館のようです。
実際に、ポスター制作から演奏会録画/録音、写真撮影まで本当に
素晴らしい、プロフェッショナルなクオリティでした。

今回の沖縄での演奏会では、宜野座村文化会館が母体であるガラマンホールも
そうなのですが、OMacさんにも若い優秀な専門的な技能/技術と、
センスのあるスタッフの皆さんが揃っていて、本当に頼もしい限りでした。
そして、スタッフの皆さん一様に、労働時間超過を苦もなく、ひとり1人が、
”自分の仕事に誇り”を持って、励まれている姿が印象的でした。

新聞社への飛び込みで、告知のお願いをして歩いている際に知り合った
若い文化部の記者の方も、わざわざ演奏会まで足を運んでくださったり、
自分に時間が無い際には、きちんと支局記者に連絡を取ってくださったりと
”実力のある若い世代が着実に育っている”というのが
私の実感した事でした。

私たち音楽家はそれこそ、スタッフや、記者の方々を信頼して、
安心して演奏そのものや、その為の準備に時間を最大限に掛け
”自分の音楽を世に問う”事に集中して居られる訳です。

「沖縄もついにここまで来たか」と感無量でした。
寧ろこれからの10年は、故郷沖縄に積極的に帰って来て、講習会や演奏会で
自分が東京や、海外での長い研鑽期間を経て得た事や、経験して来た事を、
積極的に伝えて行かなければならない。と切に思う様になりました。

拙い私の、トランペット講習会に参加してくださる方々も年齢を問わず
皆さん生き生きとして、興味を持ち、そして何よりも嬉しい事に
”音楽する事、表現する事に”真剣に取り組まれ、それをサポートする真摯な
大人が本当に沢山廻りに居るという事です。

音楽を続けて本当に良かった。皆さんと出逢えて本当に良かったという日が
こんな私にもいつかきっと来る様な気がしてきました・・・

トランペット奏者
具志 優