一年振りの沖縄は、やはりドイツよりも大分暑かったです。
疑いながら持参して来た、夏用のストロー・ハンチング帽子も大活躍アップ

事前に各方面に根回しをしてくださった、事務局I氏と共に、
先ずは、アポ無し訪問。
(彼は、沖縄での中高生時代の後輩=沖縄の未来を背負うエリートの1人)

午後からは、FM放送局の収録。結局全部で4局程出演させて頂く事に
成功し、なんと放送日が偶然にも同じ週の土曜日午後19時台、
出演させて頂いたFM3局とも、恩師作曲の沖縄風ソング『黄昏』たそがれと
”具志 優の声が聞ける”という、電波ジャック状態でありました。
(感謝・感謝)在沖縄最終日は、FM生放送(トランペット生演奏)もあり、
初めての経験で緊張もしましたが、何だか少し得した様な気分です。

週末の講習会10月24、25日を企画開催しましたが、思う様に人数が集まらず
事務局のI氏は落ち着かない様子でしたが、事前の打ち合わせどうり
人で溢れ返って、一体誰の何を視たか判らない講習会よりも、丁寧に
ひとり、1人に時間を掛けて、出来れば参加者同士が他の参加者の
レッスンも見学できる事が、私の理想でしたので”少人数で大歓迎!”
という所でした。

特に24日は、当日飛び込みで講習会を訪れてくださった66歳のG氏は、
私にレッスンのあり方とは“これで間違っていない”と思える勇気を
与えてくださる様な存在でした。
全くの初心者でしたが、病身を推してトランペットを演奏(練習)する事で
御自身の健康維持、増進を図りたいとの事でしたので、必ず主治医と
相談する事、決して無理をしない事をお約束してレッスンを
勧めさせて頂きました。

現役の沖縄県立芸大生2人(同門の津堅先生門下)も参加してくださり、
とても充実した講習会になりました。
後日行われたガラマンホールでのロビー・コンサートを宜野座村まで
チケットの問い合わせをして、聴きに来てくださったりと
興味を持ってくださった様なので、”良かった”とほっと胸を
撫で下ろしました。

・・・私にも覚えがあるのですが、この時期のトランペット奏者として、
音楽家としての厳しい批評眼(耳)は、必ず後で自分の危機を救って
(成長を捉して)くれます。

津堅先生にも、お電話でのお礼と講習会の様子をご報告し、
その日は、自分にご褒美のサーロイン・ステーキ280gをKさんに
ご馳走になって「もう死んでも悔いはない!」状態で幸せに、全ての
予定を無事終了する事が出来ました。

「給料出たばっかりだから!」と気さくなKさんでしたが、奥様に
叱られなかったでしょうか? 何せ肉食男子5人前はさぞ”財布も
軽くさせて”しまった事でしょう。
スミマセン・・・。いつの日か必ず出世払いで目

南国沖縄の残暑は、美しく暮れて行くのでした。

トランペット奏者
具志 優