今週末のコンサートを控えて、プローベ(リハーサル)に
追われまっくている状態です。
ブラス・インヴェントのインヴェントは”発展、向上する”
という意味があるようです。
名付け親は、サイトを立ち上げたウルフ・マーカス・ベーレンスです。
彼は、ドイツの名門/デトモルト音楽大学出身です。
今や、ドイツ/トランペット教育界ビックネームの1人、
マックス・ゾンマーハルダー氏に師事、20才そこそこで
ドイツ/オーケストラの名門を音楽修養の場とし
フランス/パリのアンサンブル・コンテンポランと云う
これも名門現代音楽グループに、特別交換留学生として
給費で数年間在籍した強者です。
その後、ベルリンへ移り、我が師匠ビル・フォアマン氏のもとで
研鑽を積み、国家卒業試験を受けて卒業。
以後ベルリンを中心に、現代音楽のシーンで活躍して行きます。
そんな彼と出会ったのは、私が先生との友好的な話し合いのもと
学校を辞め、フリーのトランペット奏者としてベルリンで
生活をやって行く(殆ど勝ち目のない賭けの様な)事を決めて
電話の前に、只ジッと座る事を続ける日々を送っている頃でした。
ウ「もしもし、俺ウルフってンだけれども・・・」
私「はぁ?」
ウ「ビル(師匠)に面白い奴がいるからって電話番号もらって・・・」
と云ったよくある、お仕事依頼の電話をきっかけにチームを組む様になります
そんな彼とも、もう10年来のお付き合いになりました。
お互いに家族をもって(結婚/子供は私が先)彼の結婚披露宴
(仲間達と、森の中にある、おしゃれな喫茶店を貸し切って騒いだ)では
レスピーギ作曲/ローマの松“セレナーデ”を「愛の歌」だからとか云って
お祝いに演奏したっけ・・・
フリーの音楽家である私たちは、現代曲に限らず様々な音楽シーンで
求められる事に応じて、演奏のスタイルを変える事を要求されます。
クラシック、ミュージカル、ショー/レビュー、バロックと私たちの演奏する
ベルリン/ドイツでの音楽シーンは実に、ヨーロッパ音楽シーンそのものです
プロのオーケストラが犇めき、音楽学生も多く居るベルリンには
トランペット奏者は、文字どうリ”掃いて捨てるほど”居る訳ですが
きちんとした職に就かなくても、喰って行ける程“アマく”は無く
本職でしっかり稼ぎ、趣味でラッパを吹くヤツラに、
吃驚する程巧いのが、いたりするのです。
そんな中で、自分の”売り込める処”を的確に掴み、“相手の良い所を盗む”
良きライバルとして、お互いに腕を競い/切磋琢磨を続けるのです。
”生き残る”「お前には、ベルリンは会っているようだね」とは
アメリカ留学時代から、変わらず親交を結ばせて頂いている先生の言葉・・・
師「でも本当に、ヨーロッパに行っちまうとは思いもしなかったなぁ」
受話器から、思わず感慨深げに恩師の柔らかい声が耳に優しく響く・・・
私「先生、アメリカでの“さよならお食事会”でも散々、ヨーロッパ往きを
薦めたのは他でもありません、アナタです!(笑」
師「トランペットを吹く事に関しては、お前は何ら問題は無い」と煽て
師「音楽はやはり、心だ。音楽の心を学びに行け!」と
あんなに力説されていたではありませんか・・・
師「早くアメリカにも(氏の住んでいるフロリダにも)帰って来て
一緒にデュエットでも演奏しよう!」
・・・衰える事を知らない(抑えられない)好奇心、弛まず練習を続けられ、
私のことを待っている方が、いらっしゃいます。
・・・もうすぐ逢いに伺います!
トランペット奏者
具志 優
追われまっくている状態です。
ブラス・インヴェントのインヴェントは”発展、向上する”
という意味があるようです。
名付け親は、サイトを立ち上げたウルフ・マーカス・ベーレンスです。
彼は、ドイツの名門/デトモルト音楽大学出身です。
今や、ドイツ/トランペット教育界ビックネームの1人、
マックス・ゾンマーハルダー氏に師事、20才そこそこで
ドイツ/オーケストラの名門を音楽修養の場とし
フランス/パリのアンサンブル・コンテンポランと云う
これも名門現代音楽グループに、特別交換留学生として
給費で数年間在籍した強者です。
その後、ベルリンへ移り、我が師匠ビル・フォアマン氏のもとで
研鑽を積み、国家卒業試験を受けて卒業。
以後ベルリンを中心に、現代音楽のシーンで活躍して行きます。
そんな彼と出会ったのは、私が先生との友好的な話し合いのもと
学校を辞め、フリーのトランペット奏者としてベルリンで
生活をやって行く(殆ど勝ち目のない賭けの様な)事を決めて
電話の前に、只ジッと座る事を続ける日々を送っている頃でした。
ウ「もしもし、俺ウルフってンだけれども・・・」
私「はぁ?」
ウ「ビル(師匠)に面白い奴がいるからって電話番号もらって・・・」
と云ったよくある、お仕事依頼の電話をきっかけにチームを組む様になります
そんな彼とも、もう10年来のお付き合いになりました。
お互いに家族をもって(結婚/子供は私が先)彼の結婚披露宴
(仲間達と、森の中にある、おしゃれな喫茶店を貸し切って騒いだ)では
レスピーギ作曲/ローマの松“セレナーデ”を「愛の歌」だからとか云って
お祝いに演奏したっけ・・・
フリーの音楽家である私たちは、現代曲に限らず様々な音楽シーンで
求められる事に応じて、演奏のスタイルを変える事を要求されます。
クラシック、ミュージカル、ショー/レビュー、バロックと私たちの演奏する
ベルリン/ドイツでの音楽シーンは実に、ヨーロッパ音楽シーンそのものです
プロのオーケストラが犇めき、音楽学生も多く居るベルリンには
トランペット奏者は、文字どうリ”掃いて捨てるほど”居る訳ですが
きちんとした職に就かなくても、喰って行ける程“アマく”は無く
本職でしっかり稼ぎ、趣味でラッパを吹くヤツラに、
吃驚する程巧いのが、いたりするのです。
そんな中で、自分の”売り込める処”を的確に掴み、“相手の良い所を盗む”
良きライバルとして、お互いに腕を競い/切磋琢磨を続けるのです。
”生き残る”「お前には、ベルリンは会っているようだね」とは
アメリカ留学時代から、変わらず親交を結ばせて頂いている先生の言葉・・・
師「でも本当に、ヨーロッパに行っちまうとは思いもしなかったなぁ」
受話器から、思わず感慨深げに恩師の柔らかい声が耳に優しく響く・・・
私「先生、アメリカでの“さよならお食事会”でも散々、ヨーロッパ往きを
薦めたのは他でもありません、アナタです!(笑」
師「トランペットを吹く事に関しては、お前は何ら問題は無い」と煽て
師「音楽はやはり、心だ。音楽の心を学びに行け!」と
あんなに力説されていたではありませんか・・・
師「早くアメリカにも(氏の住んでいるフロリダにも)帰って来て
一緒にデュエットでも演奏しよう!」
・・・衰える事を知らない(抑えられない)好奇心、弛まず練習を続けられ、
私のことを待っている方が、いらっしゃいます。
・・・もうすぐ逢いに伺います!
トランペット奏者
具志 優