今日から秋分の日、ベルリンの朝晩もだいぶ涼しくなって参りました。
「今日はもう寒かった?」
本日、朝一番のカミさんとの会話です。
珍しく起き抜けに、きちんとジャージ下&Tシャツ姿で寝床から
這い出でて来た私の格好を見てのことです。
私が、普段どんな格好で寝ているのかを書くのは、公序良俗に反しますので
自粛させて頂きます。(誰も興味ないでしょう・・・W)

私たち夫婦は、面白いほど様々な所(思考、習性、嗜好)が全くと
云っていいほど噛み合いません。、
体感温度も(暑い/寒い)バラバラで、概して私の方がにぶく
辛抱強く出来ているようです。
カミさんは、寝る時に長年愛用していた“湯たんぽ君”に変わって
(昨年、使用前にお湯を入れた所、亀裂発見!!
=泣く泣く感謝の念を述べて、御勇退となったのでした。しょぼん

冬に我が家で大活躍の何度も繰り返し使えるタイプの
携帯用カイロを、早くも先週から使用しています。

深夜にコトコトとカイロを煮ている姿は、
「夜中から、一体何の仕込み?」と思わず疑ってしまいたくなります。
実はこのプロセスを経ないと、このカイロは再利用できないのです。
私からすれば「毎度ゴクロウさん」、彼女にとっては「安眠を克ち穫る為」の
大事な作業のようです。
maboのブログ-カイロ

表面に、ドイツ語で書かれている使用説明書きをよく読むと

・パックの中にある透明なジェル状になっている溶液の中にある
 金属片を数回、パチっと音がする位折り曲げる様にして使用してください。

・直に約50℃前後まで温度があがり使用できる様になります。

・化学反応後、固まったジェルを元に戻し再利用する為には
 約10分ほど、沸騰したお湯に入れてジェルが元の透明な状態に戻るまで
 加熱を続け使用するときは、温度管理に充分気を付けて使用してください。

・この繰り返しで、約1000回の使用に耐えます。

・他の使用目的を禁ずる。(禁食用)
 
となっています。一体何が入ってどんな化学反応が起っているのでしょう?
このカイロ君、厳寒のベルリン冬の演奏会シーズンでも大活躍なのです。

石造りの教会や外での-20度以下、暖房無しのコンサートは
幾ら我慢上手の私でも・・・


トランペット奏者
具志 優