映画「かぞくのくに」



内容を知らずに見たら

あ、今私が話題にしている

朝鮮半島の人達のことだった


とても良かった

私はおススメする おねがい


地上の楽園とのふれこみで

夢と希望をもって

日本から北朝鮮に帰国した

(させられた)

兄ソンホが

25年ぶりに病気の治療ということで

日本に一時帰国する


兄を井浦新

妹を安藤サクラ

母を宮崎美子


井浦新の抑えた演技が良い

とても自然だ

対する妹の安藤サクラは

彼女の得意?とする体を張った演技


25年ぶりに日本へ

一時帰国した兄ソンホ

彼は感情を表に出すことなく

日本の家族と接する


母は北朝鮮に渡った息子のために

せっせと貯金をしているが

うん?待てよ?

これと同じような話を最近

見たなぁ

と思っていたら


なんと監督は

「スープとイデオロギー」

こちら

の監督だった!

じゃあこの妹はヤン監督自身、

というわけだ


私の知らないことが

いっぱいあって

その度に驚く


兄が帰国しなくては

ならなくなった時

妹に

「僕はあの国では何も考える

必要はない

ただ、指示に従うだけだ

そしてどうにかして

生き抜くだけだ」

と言い

「お前はいっぱい考えろ

いっぱいいっぱいいっぱい考えろ

そしてうんとわがままに生きろ」

と言う


父の希望で、そして期待され

わずか16才で北朝鮮に渡った兄

父への怒り

日本への怒り

北朝鮮への怒り


そんな複雑な気持ちを喚起させる

ドラマだが

これはヤン監督の

自伝的映画である


是非!!


井浦新はとてもいい役者

だと思う

ピンポンの時初めて見た

懐かしい





予告編がわかりやすく

まとめてあります



すっごく良かった

予告見ても涙が出てくる 笑い泣き