映画「せかいのおきく」





タイトルではさっぱりわからず
いったいどんな映画だろう?
と思いながら見た


冒頭
主人公3人が雨宿り
ポスターの図だ
黒木華演ずるおきく、
下肥を売り買いする池松壮亮
池松壮亮の弟分になる
寛一郎(佐藤浩市の息子)

この3人である
このシーンはなぜか
黒澤明の羅生門を思い出すが
それは雨のせいだろう

池松壮亮と寛一郎は
貧乏長屋や武家屋敷で
下肥を買う

ここでとても違和感を感じる
いや、下肥を取ってもらう方が
お金を払うんだろ?
って思ってしまう

毎回違和感がある
で、よく考えたら
池松壮亮らは下肥を
農家に売るのだ
だから長屋の大家にお金を払うので
合ってる





これ、モノクロで良かったなー
カラーだったら
ちょっとキツいかも
なんて思ってたら
時々カラーが入る
おぅ 真顔




下肥を中心に
結構汚かったり
笑ったり
悲しかったりするのだが
なぜか
全体を通して美しい

暖かい映画なのだ
これと似たような気持ちになる映画、
あったよな
なんだっけかな?
と考えてたら

わかった!
チャップリンの映画だ

そんなテイスト 飛び出すハート
私は強くおススメします 
まじで




ここでも佐藤浩市出てて
いい味出してるのよ
親子共演だね