映画「64 ロクヨン」



昭和64年のわずか7日間に起きた

少女誘拐殺人事件

犯人は捕まらず

未解決のまま時効まで

あと1年となる


犯人は誰なのか

そんな時新たな事件が持ち上がる


背景はそんな感じ

なぜ見たのかと言うと

窪田正孝君が出てるから、でした

ウインク

その窪田君は

犯人の声をテープレコーダーに

記録する係なのだが

肝心の時

テープレコーダーが作動しない


お前のせいだ!

とパワハラ上司に言われて

窪田君はそれ以来14年間

家に引きこもってしまった


落武者のような窪田君でした

こういう役、上手いんだよね


計4時間ちょっと

前編後編とあって

私は二日間に分けて見た

後半からぐっと面白くなり

佐藤浩市は上手い役者だなぁ、と

思ったのだ


それは良しとして

この映画8年前に作られている

活躍するのも犯罪を犯すのも

皆、男

主人公佐藤浩市の上司達も

皆、男

女性は榮倉奈々が1人いて

お茶汲みしてる


佐藤浩市が仕事から帰ると

家には奥さんがご飯を作って

待っている


怒号飛び交い小競り合いをし

佐藤浩市が時に泣き

時に怒り狂いと

これは男のドラマだと

言わんばかりである


女は刺身のつまなのだ

男社会なのだ


これじゃあジェンダーギャップ指数

上がるわけないよね

125位/146か国 (2023)

映画界の人達も世界を見ろよ

と言いたい