朝日新聞日曜日の朝日俳壇を
今週見てて
おや?
と思った句があった

・スクール水着固く絞れば茄子になる

という句
う〜ん、この雰囲気はどこかで
見たことがあるなぁ、と
ググってみると

・少女みな紺の水着を絞りけり
         佐藤文香

が出てきた
これだ、これだ!!
きっと先の句はこの句の本歌取りとか
オマージュとか
そういうものだろう、と思った

ところで
このあまりにも有名な
・少女みな紺の水着を絞りけり
の句評が
いくつかネット上に見られて
私が眉間に皺を寄せたのは ムカムカ

「少女たちがみんな裸で水着を
絞っている。
カラッとした明るさがあり
エロティックな香りは薄い」

とか

「作者もまた裸体となって
水着を絞っている少女たちの一人で
ある。
茹で上がったパスタのような
少女たちの裸体………(途中略)
なんらエロティックな連想を
挟み込む余地はない」

とか

なんで少女たちはみんな揃って
裸だと思うんだろう?
私は
少女たちはまず着替えて
それから
濡れて重くなった水着を持ち
手洗い場か
足洗い場か
そんな少し広めの場所で
みんなが絞っているのを
想像する

大体、少女って
何歳くらいを想像してるのか
知らないけど
もう幼稚園頃には既に
人前で裸になることは抵抗がある
女の子同士でも、だ

みんな
ササササっと素早く着替えるのだ
バスタオルを胸まで引き上げて
苦労して着替えるのだ

それを
みんなが集団で裸で
呑気に水着を絞る、なんてシーンは
私は経験したことない

といういつもの私の
ぼやきでした てへぺろ




ここで恒例の櫂未知子氏の句


・簡単な体・簡単服の中



簡単服は夏の季語です

アッパッパーですね 爆笑

とてもシンプルです

すぽっと体をアッパッパーの中に

入れる感じ


あ、違うな

アッパッパーをすぽっと

上から被るんだ


母は夏になると家にいる時は

制服のように

アッパッパーを着ていました

以前

朝ドラ「カーネーション」で

アッパッパーが出た時

これだっ!

アッパッパーの歴史は!

と合点しましたよ グッ