映画「コーダ あいのうた」



やっと見ることができた

久々に爽やかな

そしてパーフェクトな映画

に出会う


コーダ"CODA"とは

Children of Deaf Adults"

聞こえない、あるいは聞こえにくい

親の元で育つ子供のこと


冒頭から引き込まれる

冒頭の歌声、リズム、ハーモニー、

で既にノックアウトされる


主人公のルビーは

とても魅力的な声の持ち主だ

彼女は

家族と共に家業の漁業を

毎朝こなしている




家族は皆耳が聞こえない

だから手話だ


家族のストーリーなので

手話が基本だが

なんとその手話の躍動的なことよ!

言葉で、音で伝えるよりも

もっと気持ちをたくさん

伝えているかのように

手が、体が、目が、

躍動するのだ




ルビーは合唱部の顧問の先生に

才能を見出され

バークレーを受験するよう

勧められる


この先生がとんでもなく

ぶっ飛んでいて

私は大好きになった 飛び出すハート

こんな人が人生に彩りや

スパイスを効かせてくれるのだ




ルビーの家族は

ルビーなしでは

家業をやっていけない

ルビーが通訳をしているからだ


さあ、ルビーは

バークレーを受験することが

できるのか?!




全編を流れる音楽が

最高!!

ルビーの練習する

「青春の光と影」

ルビーが力なく歌っていたら

先生から檄が飛ぶ

「おいおい、

ジョニ・ミッチェルの歌だぜ」

しゃんとしろよ、と


そんな

音楽に深い愛情を込め、

偽りなく真剣に生きている

ルビーとその家族に対する

温かい眼差しをぎっしり詰め込んだ

本作品



何度も何度も

涙が出た


もし、まだの方いらっしゃったら

これは必見です プンプン


なお、

2014年のフランス映画

「エール!」の

リメイクだということで

そちらの方もその内見ようと

思っています



予告見ても

泣いてしまう





「青春の光と影」