マルチの女 | *・゜゚・*メトロ☆に行こう!!*・゜゚・*

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大好きな韓国のいろいろを書きたくて、2013年にこのブログをはじめました。
飲んだり食べたりと美容やお買い物。そしてうちのわんこのことも書いています。

この記事はステイホーム中、ふとした瞬間に
思い出した過去にあった出来事を綴った散文です✽.。.:*・゚ 



当時住んでいた地域は
新しく開発された土地で
高層タワーマンション郡の中心を
流れる川とその周りには
都心には贅沢過ぎる親水公園があり

犬を飼い始めたばかりのわたしにとって
そこは色んないぬ友のセンパイたちから
たくさんの事を学び
わんこの社会性を育成するとともに
わんこママとしての自身をも育成出来る場所だった。


特に
チワックスのママ、まみちゃん(仮名)とは
育犬(?)の悩みを相談し合ったり
一緒にお散歩するようになり
わたしのいぬのいる暮らしはとても楽しいものとなった。


そんな中
トイプードルのママ、さとこさん(仮名)
ともわんこ同士の相性や
月齢が近かった事もあり
頻繁にお喋りするようになった。


ある日、さとこさん(仮名)から
たまにはゆっくりお喋りしたいから
良かったらうちでランチしない?
と誘われ…


警戒心の強いわたしとまみちゃん(仮名)は
相談して話し合った上、
さとこさん(仮名)のとこなら…と
わんズ連れで、後日ランチに伺う事に。


オードブルとサラダとパスタ…
手際良く作ってくれたランチと
良く冷えたビールやワイン。

わんこ連れで過ごすこんな時間は
初めてだったわたしとまみちゃん(仮名)

すっかりリラックスしてお喋りに花が咲き始めたころ…

さとこさん(仮名)から
実は、ふたりの事を話したらもう1人友だちが来たいって言うんだけど…いいかな。

もちろんそこは彼女の家だし
断れるわけもない。

けど、ほらわたしって警戒心が強いもんだから

知らないわたしたちに会いたいなんて怪しいしょんぼり

多分そっくりそのままが顔に出てたと思う。

隣を見るとまみちゃん(仮名)もそんな顔をしていた。


そして、
約束は何時なの?もしアレだったら…わたしたちコレ(ランチ)頂いたらお先に失礼するよ。
と、まみちゃん(仮名)。


その反応を見たさとこさん(仮名)
少し方向転換して
持って来てくれる事になってたものがあるだけなの。玄関で受け取るだけにするからゆっくりして行っておいで
と。。。


しばらくしてピンポン音譜と来た…その友だちチバさん(仮名)。


しばらくふたりで玄関先でやり取りしてたんだけど…
なんと、戻って来たら一緒に上がって来てるし左矢印


ちょっとあっけに取られるわたしたちに
挨拶だけしたいって言うから~とさとこさん(仮名)
そして…テーブルにつくチバさん(仮名)アセアセアセアセアセアセ


あ、やっぱりソレだったかショックあせる


自信に満ち溢れたハキハキした明るい声で
グイグイと入り込んで来る雰囲気。

これは、やっちゃったかもだにやり


挨拶だけ…と言いつつ、
彼女の飲み物まで運んで来るさとこさん(仮名)


そっか…アレもそうだったんだ汗


…と、わたしは数日前にこのランチを決めた日の事を思い出していた。

それは、久しぶりに会ったさとこさん(仮名)が
余りにも綺麗に痩せていたのを見て
まみちゃん(仮名)とふたり、どうしたの?!何やったの??

…この時から始まっていたんだと。


この日、家に着いた時に
乾杯する前にまずさとこさん(仮名)が
見せてくれた謎のドリンク左矢印
どうやらそれが彼女のダイエットの成功に関係しているらしい。

けど、
サラッと見せてくれただけで
後でゆっくりねバイバイ
しまい込んでしまったやつ左矢印


きっとアレもこの人に関係するものなんだ。


既に完全に疑いにかかっているわたし。
気付いていないまみちゃん(仮名)は
わたしが守るしかないグー


…と。チバさん(仮名)
綺麗にラッピングした
小さなボトルをわたしたちにお土産プレゼントって。

それは
赤ちゃんにも使えると言う
ものすごく良い成分で出来ているという左矢印
ボディソープのようなもので。


わんちゃんたちのお散歩の後で
足を洗うのにいいから…って、、、


ねーねーねーふーっねーねーねー


ところで…と。
お二人はお子さんは??


あ、いないんです~バイバイ


大っ嫌いなその質問には
いつも通りのサラッと流す風な返事。

普通の人はそれ見たらここで止めるんだけど。
この人は止めない。

実は、わたしも○年出来なくってね。

聞いてないのに始まる経験談左矢印

結局言いたいのは
自分が飲んでるサプリの話キタ左矢印


この人たちはとっても饒舌だ左矢印



にやりにやりにやりふーんにやりにやりにやり


テキトーにかわしてやろうと思ったけど
まみちゃん(仮名)を見ると
何だかトークに飲まれ始めてるらしく
質問までしちゃってるではないか…


でもね、、
こういう事って難しい汗
もしもまみちゃん(仮名)がホントに試してみたい事なんだったら、、
それはわたしが止める事じゃないからね。


このお喋りなわたしがほとんど黙って、
ふたりのやり取りを聞くに徹した。


乗って来ないわたしにも
ガンガンアピールして来るチバさん(仮名)
だけど、そうすればするほど
わたしの心は冷めていく…。


…と、今度はかなり立派な冊子を2冊。

お家に持って帰って読んでみて。
すごく勉強になる事が書いてあるから左矢印


えー?しょんぼりイラッ勉強だと??えー?しょんぼりイラッ


今、読んじゃうから1冊でいいわパー

こんなもの家に持って帰りたくなんかない!!

パラパラと読んでるフリをし始めるわたし。


するとガマン出来ずに
解説を始めちゃう、チバさん(仮名)左矢印


長年子宝に恵まれなかったけれど、授かった。
余命○年と宣告されたのに、今ではすっかり健康になった。
生まれ付き知的障害があった少年が、今や学校でもトップクラスの成績をおさめるようになった。

…etc etc。

もうさすがに限界を越えて来た


タイミングを見て…
そろそろ帰らないとこの子(わんズ)たちも限界かも、、とまみちゃん(仮名)を促した。


わんこたちのせいにすると
さとこさん(仮名)もチバさん(仮名)も
案外あっさりと帰してくれたけど。


ふたりで歩いていると、
後ろから
大きなベンツが寄って来て
窓を開けて、送ってくわとチバさん(仮名)

ガーンガーンガーン出た!ベンツや!!ガーンガーンガーン

この人たちはベンツが好きだ左矢印


何度も何度も断って
ふたりになったまみちゃん(仮名)に
感想を聞いてみると
実は最近かなり悩んでいたから
もしもそれが解決出来るならおねがいキラキラって。

ナンも疑ってはいなくて
むしろそっちに気持ちが向き始めちゃってるし。


そっか…そうだよね。
でもさ、わたしはあの人たちは
アレなんじゃないかと思ったよ、、、


そして、あのダイエットの話から
全て始まっていて最初からチバさん(仮名)と
わたしたちを引き合せる予定だったんじゃないかな?


この日、自分が感じた全てを話した。


でも、これはあくまでわたしの考えだから
ご主人にもよく相談してね。
決してひとりで決めないでね、と。


交換しようと言われた連絡先も教えて来なかったし、
帰って来る時の態度や様子を見たら
もうこれ以上向こうからグイグイ来る事はないだろう…

と思った矢先。


メールが入ったメール
(この頃はまだメールの時代でした)



アセアセアセアセアセアセヤラレたアセアセアセアセアセアセ


さとこさん(仮名)は
わたしとまみちゃん(仮名)とチバさん(仮名)の
3人宛てのメールを送って来たのだった。


この方法なら
わたしたちの連絡先を
さりげなくチバさん(仮名)に
教えてあげられるもんね左矢印


勝手に連絡先を教えられたりする事を
異常に嫌うまみちゃん(仮名)

少しずつわたしの話を理解してくれて


わたし一人だったら、いいものを教えてくれた~♡って喜んで帰ってたと思う。
でも、なんでそんなにすぐに気付いたの??



それはね、、、

わたしに近付いて来たマルチの女は
これまでにもいたからだよ…ニヤリ







後日聞いたところによると
まみちゃん(仮名)はご主人にこの話をして
『アホか?!どう考えてもねずみ講やろうがっ!!』
と怒られたそうです。