2020年

お初のイタリア🇮🇹からのメルマガを

又、又、

シェアさせて頂きます。

 

ミラノの独り勝ち???って??

 

と思って拝見していたら、

そういう事でしたか〜〜!!! 

 

 

 

 

 ★★ ミラノの独り勝ち?  ★★  


昨年12月下旬に、イタリアの経済金融新聞「Il Sole 24 Ore」紙の発表した
恒例の「『生活の質』ベストテン」で、ミラノがなんと2年連続「第1位」の座に
輝きました。
イタリアの全107県を対象とした「『生活の質』ベストテン」で
今年もミラノが「一番生活しやすい場所」として認められたことになります。

この「生活の質ベストテン」調査は2019年で第30回目となります。
「豊かさ・消費」「ビジネス・労働」「環境・サービス」「人口統計・社会」
「司法・治安」そして「文化・自由時間」の6部門に関し、全体で90にのぼる
統計指標をもとに、分析比較したものです。

2019年の1位から7位までをご紹介しましょう。
第1位、ミラノ (ロンバルディア州)
第2位、ボルツアーノ(トレンティーノ・アルト・アディジェ州)
第3位、トレント  (トレンティーノ・アルト・アディジェ州)
第4位、アオスタ  (アオスタ州)
第5位、トリエステ (フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州)
第6位、モンツア&ブリアンツア(ロンバルディア州)
第7位、ヴェローナ (ヴェネト州)

一方、最下位を見てみると、下記の順となります。
第107位 カルタニセッタ(シチリア州)
第106位 クロトーネ(カラブリア州)
第105位 フォッジャ(プーリア州)
第104位 エンナ(シチリア州)
第103位 ヴィーボ・ヴァレンティア(カラブリア州)


さて、ミラノですが、分野ごとにランキングは変わっています。

「ビジネス・労働」部門は、全国1位。
「豊かさ・消費」部門では、国2位。
「文化・自由時間」部門では同3位
「環境・サービス」部門 同5位。

ただし、「司法・治安」部門で、全国107位です。
大都市ゆえの悩みといえましょう。

ところで、今回興味をひいたのは、第30回目ということで、1990年の第1回から
今回に至る30年にわたる番付推移も発表されたことです。

特にミラノの番付推移をみて驚きました。
1990年 39位
1999年 25位
2009年 19位
そして、
2011年 19位
2012年 17位
2013年 10位
2014年 8位
2015年 2位
2016年 2位
2017年 8位
2018年 1位
2019年 1位

この30年間で、ミラノも随分「大飛躍」したことが記録されていたのです。
やはり、2015年のミラノ万博が、ミラノの「生活の質改善」の大きなトリガーになったことが
証明される気がしました。

1990年からミラノに住んでいる私にとっても、自分の実感に近い推移が
データで裏付けされていて、とても感慨深い調査結果となりました。

ただ、ミラノのポジティブなデータを前に、他の地方、特に南イタリアの状況をみると、
格差の広がりが目立ち、「ミラノだけ一人勝ちでいいの?」
という気もしてしまいます。

                          (編集部) 

 

 

ミラノに行ったら必ず撮る

DUOMO

(こちらは11月)

 

 

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