イタリアからのメルマガをシェアさせて頂きます〜〜!!

 

ミラノでスラれた!!!事


は、ないですが、


私はフィレンツェで2回もスリに遭っています@_@

それも大金入ったお財布〜〜〜!!!

 

こちらの筆者さんの額ではない....

 

それにパスポートもね。

 

最近では『自慢話』になって来ました(笑)

 

 

でもイタリアに行かれる方はご注意下さいね。

 

 以下......

 

★★ ミラノの「スリ」  ★★


前号では、ミラノはイタリア全107県のうち「生活の質 第1位」の県と
なったことをお知らせしました。
その反面、「スリ、ひったくり(人口10万人当たりの件数)」部門では107県のうちで
106位という最悪のポジションにあることにも触れました。

とはいっても日本からミラノに見える方々は「自分は大丈夫」「自分には関係ない」と
思っていらっしゃる方が多いかと思います。
ところが、ところが、決して「大丈夫」ではないのです。

私は個人的にこの「スリ」106位というデータを「まったくその通り」という
深い感慨を持って受け止めました。

なぜなら、私自身、これまで何度もミラノで「スリ」にあってきたからです。
恥を忍んで、私自身の体験を紹介したいと思います。日本からミラノにいらっしゃる
方々に、私の経験が少しでもお役にたてば幸いです。


最初の経験は、1990年代初め、ミラノに来てまだ3ケ月位の時です。
日本から女友達二人がミラノに遊びにきてくれて、3人でスフォルツスコ城の
ミュージアムや公園の散策などを楽しみました。

二人に、「ところでイタリアのジェラートもう食べたの?」ときくと、
「まだ」との答え。
「美味しいんだから絶対食べなきゃ」といって
お城の近くにある大きなジェラート屋さんに二人を連れていきました。

休日だったので店内もすごく混んでいたのですが、やっと奥の方に空いた席を
見つけました。
「ここで待っててね、ジェラートもってくるから」と二人に言って
私はジェラートのカウンターに向かいました。長い列ができていて
かなり待ちましたがやっと番になってジェラートを3つ注文し、ショルダーバック
から小銭入れをとりだし、支払いました。

ジェラート3つを運ぶことに全神経を集中させ、友人たちの待つ席へ
向かいました。両手をあげてやっと3つのジェラートを運んだのです。
「すごく美味しい!!」と二人とも喜んでくれたのでこちらもハッピーな
気分になりました。

しばらくして、メトロでチェントロに行くため切符を買おうとすると
あの小銭入れがありません。

落ち着いて自分のたち振るまいを思い起こすと、片方の肩に手提げをかけ、
もう片方の肩にショルダ─バックをかけて、ショルダーから小銭入れを
取り出して、支払ったところまでは記憶があるのですが、そのあとについては
まったく「空白」でした。

ジェラートに夢中で、両手は「万歳」をしているように高く上げ、
小銭入れはショルダーにポンと入れて、きっとショルダーのファスナーも
あいたままで、ショルダーは背中の方にまわしてしまったようです。

これではプロのスリでなくても誰でもその気になれば盗れる、体制を
つくってしまっていたとしかいいようがありません。

小銭入れには、貨幣が少しとコインだけ、現金がせいぜい2-3千円程度しか
入っていなかったので、大きな実害には至りませんでしたが、苦い思いが
残りました。


第二の経験は、それから2-3ケ月後の夕方6時頃のことです。一日いろいろ動いて
かなり疲れて、帰宅すべくトラムを待ちました。この時は、書類カバンと小さな
ショルダ─バックを持っていました。
やっとトラムが来て、乗車し、ショルダーから小銭入れの中の切符を取り出して
打刻しました。帰宅時なので、トラム内もえらく混んでいたことしか覚えて
いません。

確実なのは、下車して近くで買い物をしようとすると、ショルダ─バックの
ファスナーが空いていて、小銭入れがみつからなかったことです。トラム内で
「スリ」にあったのです。
この時は日本円にして現金が1万円位入っていたので、がっくりしました。

「ああ、またやってしまった」と自分が情けなくなりました。
切符を打刻して小銭入れに戻してそれをショルダーに入れたときに、
私がショルダーのファスナーをしめたのか、しめてないのかも、まったく
覚えていないのです。

いくら呑気な私もミラノにきて半年の間に2回もスリに合うとは、なんとも悲しく
なりました。


たまたま、当時お世話になっていたイタリア人の先生に2度の失敗の話をしたところ、
「もしかしたら、荷物を二つ持っていると、集中できないのでは? 一つにして
みてはどうでしょうか?」というアドバイスを下さいました。

ああ、「名案!」なるほどと思いました。
手提げかばんとショルダ─バック、あるいは書類カバンとショルダーバックと
二つ持っているから「抜けてしまう」のだと。
早速、大きな黒い革鞄を奮発して購入しました。これなら全部入るから、このかばんの
ことだけに注意していれば大丈夫と思ったのです。

ところがところが、この「名案」、それから3ケ月後に、とんだ「迷案」だったことが
わかるのです。この続きは、次号で。

 

 

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って、次号も興味津々ですね〜〜!!




昨夜は

トスカーナ州のワイナリーさんの

トンマーゾ

が、ピティリアーノさんに来られての

ディナーでした。



 詳しくは又、後ほど〜!