2018ネパールボランティアレポート☆
こんにちはお久しぶりです
今年もネパールに行ってきて先日日本に帰ってきました。
私の仕事の目的である、ネパールへの恩返し、
ネパール商品を売り、ネパール人に仕事を提供すること
亡くなった父のような病気で困っている人を助けることを
胸に今年も1年間頑張ってきました。
いつも応援して下さる皆様にそのご報告です
去年は血圧計を6台提供し、その後みなさん喜んで役にたっていると報告も多くあったので、今年は3台日本で買って行き、3ヶ所に提供してきました。
生活習慣病が多いネパールで、身近な所で血圧を測り、生活習慣を見直すきっかけになれればと思います。
一昨年の2016年まで、透析の器具のダイアライザーというファルターを提供していました。去年からはその器具が政府から提供されることになったので、私はそのボランティアは6年間やって終了し、血圧提供に移行していました。
その透析患者さんから連絡があり、3人B型肝炎になりその毎月の検査代が支払うのが難しいと相談されました。
国立透析病院に患者さんに会いに行くと、
3人ではなく、多くの透析患者さんがB型肝炎になり困っていました。
みなさん治療をしながら厳しい生活を強いられていると話を聞いて、全員を助けてあげたかったのですが、今できる範囲の16人に1年間毎月の検査代を提供することにしました。
来年から、もっと助けられるように頑張ります。
ネパールでは日本のような医療、社会保障がないため、病気になったら、仕事ができなくなり、生活苦に陥る人が多くいます。そのため、治療の一部を援助しているのですが、その16人の中から手仕事できる人が2人いたので、仕事を提供することができました。
バビタさんという40代の女性は10年以上透析をしていて、以前ダイアライザーも提供していた方です。
バビタさんは編み物が得意なのですが、仕事がなかったので、いつも私が仕入れている編み物工場の社長さんに紹介して、社長さんが了承してくれました。
左の方がバビタさん。今度の冬は彼女の編んだ商品も店頭に並ぶでしょう
ラリットさんという40代の男性は約10年前にドバイで出稼をしている時に腎臓を悪くしてネパールに帰り、透析をしています。元々は地元の村に住んでいましたが、その村では透析がてきないので、妻や娘を村に残して、彼は1人カトマンズに家を借りて透析しています。
彼は麦を切り張りした絵を制作できる技術がありました。彼の麦アートはナチュラルで自然な黄金の輝きを放ってとても綺麗で素晴らしいです。しかし、販売する場所もなく仕事にはできていなかったので、その才能を応援したく、彼の作品を買って日本で紹介していきたいと思います。
私自身も初めて見る作品であまり流通してませんし、本当に美しいので、是非いちど近くでゆっくりご覧下さい。
これから店頭にも並びますし、オーダーで色々なデザインに対応も出来るそうなので、気になる方は、ぜひご連絡下さい。
治療だけでなく、仕事があれば生活の支援につながるので、その橋渡しがてきて嬉しいです。
みなが活き活きと生きる援助をこれからもできるよう、仕事、ボランティアにますます頑張っていきたいと思います!!!
明日は一乗院です!久しぶりに皆様に会えるのを楽しみにしています。