自分の気持ちが不安定で情けないです。
ブログ主さんは皆さん頑張っているのに。
私は子どもと子犬のことが無ければ死んでしまいたい弱さがあります。
今日は、最近、友達から聞いた膵臓がんだった産婦人科医のT子医師の話をします。
今から14年前に地域医療を担う産婦人科クリニックの院長のT子先生が病気の為にクリニックを閉院しました。
当時、60代後半。
病名は膵臓がんだったそうです。
T子先生は決して堕胎を許さない敬虔なクリスチャンでもありました。
その為にいつもお産に忙しく、気付いた時には膵臓がんの数値が凄いことになっていたそうです。
隣り合わせにT子先生の旦那様が内科を開設しており、血液検査結果を開いた旦那様が
「こんな酷い数値の患者がウチにいるのか!?」
と驚いて妻だと分かったそうです。
T子先生は4人の子ども達を呼んで、一人ずつ伝言したそうです。
遅れて医学を目指した長男には無事に医師になるよう国家試験に受かること。
当時、研修医だった次男には患者第1号として自分を診ること。
長女には家事など家のことを任せること。
次女には専門学校を無事に卒業して夢に向かうこと。
「私はがんだから余命が分かって幸せ。お世話になった人に御礼状が書けるわ」
と言って書き、3ヶ月後に他界したそうです。
立派で潔いな、と思いました。
私は死ぬのが怖い。
実は小鳥達の引取り手は探してあります。
長男は大学で寮暮らし。
よく荷物を送ります。
コロナ禍で中止な時もありましたが、夏と冬は帰省してくれました。
私の病名を知った時は受話器の向こうですすり泣いていました。
次男はまだ中1です。
11月に私がたった1週間入院しただけでも、朝早くて夜遅く、子煩悩では無い夫と二人だけで暮らすのは大変だったようです。
だから、小鳥達は万が一の際に預け先を見付けました。
ありがたい友達です。
でも、子どもっぽく勉強嫌いでゲーム好きな次男と1歳の子犬は引き離せないです。
私もT子先生みたいに潔く終われたら良いのに。