ペースを落とそうとしますが周りが速い!
あまり遅いのは迷惑なんで4分50秒辺りに目標を定めます。
ちょっと天気が良くて、スタートから2kmほど走ったころには汗ばんできます。
これ以上暑くなるようだったらコンプレッション脱いで誰か沿道の知り合いに渡そうか?とか考えます。
3km地点で見覚えのある女性が追いこしていきます。
一つ後ろのブロックからスタートした同じ練習会に参加しているお嬢さん、話を聞くと4分40秒辺りで来たとの事です。
飛ばし過ぎてえらいですって言ってますが落とす気配はありません。
少しだけ並走しますが、このまま行ったらつぶれそうなんで離脱します。
5km辺りまでは苦しくないスピードを心がけます。
6kmあたりで第1ウエーブのエリートランナーたち(彼らにとっては16km辺り)が帰ってくるのとすれ違います。
トップグループは5人ほどで、先頭は欧米系の外国人でしたが日本人も二人ほどいました。
名前入り(知らない)一人と普通のナンバーのゼッケンをつけていました。
がんばれっって叫びます。
設楽選手はちょっとだけ後ろで第2グループを引っ張っていました。
そこから間もなく地元区間、知り合いを見つけるたびにスピードが乱高下します。
地元区間を抜け(約8km地点)坂を下りてるとると50mほど前方に先ほどのお嬢さんが見えてきます。
ちょっと頑張って追いかけることにします。
折り返しの前で追いつきます。
ここから頑張ろうで!
このまま行ったら来年はエリート(女性は1時間40分らしい)になれるで!
無理、歩きたい!
そんな話をしながら折り返します。
折り返すと間もなく彼女はいなくなりました。

