先日若狭のお水送りを体験してきました。
そうなるとどうしてもお水取りが見たくなり(笑)、12日は大松明が上がる為人が多くなるので、仕事を終えて一旦帰宅し、用事を済ませて仮眠をとり、夜に東大寺にいきました…街灯はあるんですが、明々と照らしているわけではないので、不動明王様の御真言を唱えながら二月堂に向かいました
すでに広場にはたくさんの人がいて…ここでは見えないので、二月堂に上がることにしました(´・∀・`)
とても寒い夜でした…二月堂の舞台で練行衆の方々がお堂から出て来るのを待ちます
お堂の中から、声明がうっすら聞こえてきます
しばらくすると辺りがバタバタし始め、お水取りが始まります。
かがり火と松明の明かりの下で、雅楽が鳴り響き、桶を担いだ白装束の方々が若狭井に向かいます。上からは暗くてよく見えませんが井戸の水が汲み上げられたようです。
すると…強い風が吹き出しました雨混じりの冷たい風です
あ~若狭井から鵜が飛び出したんだな…となんとなく思いましたきっと若狭は今日も寒いんだろうな…と思いを馳せながら、コートの首元をしっかり押さえてお水取りを見ていました
やがてお水取りが終わり、練行衆の方々はお堂の中へと戻られました
不思議と風と雨は止んでいました
そして薄暗い中私は帰ったのでした…
お水送り~お水取りの一連の流れが終わり、あ~どうせなら達陀帽いただかせで私の中のお水取りを締めたいなと思いました(笑)
お水取りははまったらとことんはまるよと言われた意味が分かるような気がしました
多分来年も聴聞にきそうな気がします
不思議なご縁に感謝です