ドラマ『燕は戻ってこない』
ついに残すところあと一回
ドラマ10【#燕は戻ってこない】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) 2024年6月25日
第9回のご視聴ありがとうございました
基(#稲垣吾郎)との話の途中で破水してしまったリキ(#石橋静河)。いよいよ出産!リキはどんな答えを出すのか?
次回、最終回‼️お見逃しなく👀‼️
本編は見逃し配信中です⏰https://t.co/TVyJhZKpBf pic.twitter.com/xrsJZWL6t9
\毎週火曜 夜10時から放送中/
— NHKドラマ (@nhk_dramas) 2024年6月28日
ドラマ10【#燕は戻ってこない】
プロジェクトから一方的に去ろうとする悠子(#内田有紀)に対し、リキ(#石橋静河)は―。
「悠子さん、母親になる覚悟なかったんですか?」
第9回まだまだ配信中📡#追い燕 で皆さまの感想もお待ちしてます📲https://t.co/HLLVSdzkog pic.twitter.com/Qubtp4c902
重いテーマ
でも世の中にある現実の一端
なんとなくふわふわ恐々見守っていた展開は
“妊娠”という具体的な事実に一気に深さを増していく
それぞれの登場人物の揺れる感情
簡単に割り切れない生命の重み
誰にも共感できないけれど
その感情の一部は自分にもあるかもしれない
生殖医療というギリギリの世界
希望の光と闇と
人の奥底にある欲や身勝手さや社会の在り方を映し出す
8話あたりから加速した各人の気持ちの動きに一気に引き込まれる
ビジネスという点ではリキは契約違反であるけれどそもそもがお金による子宮の搾取とりりこは言う
悠子はリキに寄り添うようでいて、感情のままに中絶をやめさせたのにその後は基に投げて逃げているようにみえる
基母は血の繋がる孫が欲しいという一点でお金を出し、その真の姿に目を背けて結果だけを追う
そして基は悠子を愛しているもののどうしても遺伝子へのこだわりを捨てきれずに代理母の選択をした人間だ
しかし自分の子ではないかもしれないという事実に拒否をしたものの赤ちゃんの映像に心動かされて誰の子であっても育てると申し出る
この時は、さすが元トップバレエダンサー!繊細で豊かな感情を持ってると思ったけれどまた第九話ではあれ?と思うところも
そしてあと一回
それぞれが出す結論は?
原作は読んでいるけれどドラマはどんな終わりを迎えるのか
燕、の向かう先は
毎回基演じる吾郎さんに釘づけ
元トップバレエダンサーという美しさはもちろん
繊細で細かな表情の数々
もともと大きな動作で表したりする人ではないけれど歳を重ねるとともに抑えながらの豊かな心の動きが本当に素晴らしい
公開中の『あんのこと』でも近すぎず他人過ぎず絶妙な距離と表情で独特の立ち位置を表現されている
ずっと見てきているファンでも息を呑むほどに
ドラマも映画も評判は上々
今後の俳優活動にも大きなプラスになりそうで
ますます期待してしまう
来週最終回、味わいます