【全体のねらい】
☆戸外に出かけ、冬の自然を感じながら体を動かして遊ぶ。
☆手や指先を使う遊びや、模倣遊びを楽しむ。
【前月の子どもの様子】
☆鼻水や熱、嘔吐下痢などの風邪が出始めた。
☆一つの玩具や、一つの遊びを集中して行う姿が多く見られるようになってきた。
【前月の反省】
☆季節の変わり目で体調を崩したり、嘔吐下痢など流行性感染症が見られた。
手洗いやうがいなどの予防を行い、体調に留意しながら活動を考えていきたい。
【ねらいの内容・環境構成・保育士の配慮や援助】
☆戸外に出た際には、十分に身体を動かして遊ぶ。
→体調に留意し、出来るだけ戸外に出る機会を持つ。
→気温に応じて衣服の調節をし、動きやすいよう配慮する。
☆戸外から帰園した時には、意欲的に手洗いやうがいをしようとする。
→誤飲に備え白湯を使用する。
(放射能汚染に対する懸念が保護者にあった為、水道水の使用は控えた)
→うがいの歌を歌い子どもが興味を持てるようにする。
保育士も共に行い手本を見せながら方法を知らせていく。
☆衣類や靴を自分で着脱しようとする。
→十分なスペースと時間を確保し、やる気を欠かない環境を作る。
→着脱を自分でする気持ちを引き出すような言葉掛けを心掛ける。
出来た時には共に喜び、次の意欲へ繋げる。
☆尿意や便意を言葉や仕草で知らせたり、保育士に促されたりして、トイレで排泄しようとする。
→定期的にトイレへ誘いかけるなど排泄を意識出来るようにする。
→排泄出来た時にはよく褒めて自信を持てるようにする。
【家庭連絡】
☆感染症が流行しやすい時期なので、体調の変化など こまめに連絡を取り合うようにする。
【子どもの様子・配慮や援助】
☆2歳8ヶ月 男児
保育士や他児と言葉のやり取りを楽しむ。
→保育士だけではなく子ども同士でもやり取りが出来るように代弁や中立ちをしていく。
☆2歳6ヶ月男児
促されてトイレへ行ったり、オムツが汚れたら言葉や仕草で伝えようとする。
→定期的にトイレへ誘い、知らせる事が出来た時には褒め、自立へと促していく。
☆2歳5ヶ月男児
苦手な食べ物を少しずつ食べられるようにする。
→少量ずつ口へ運び、よく咀しゃく出来るよう促し、無理のないよう進めていく。
☆2歳4ヶ月男児
自分の気持ちを簡単な言葉で伝えようとする。
→子の言葉に耳を傾け、気持ちをしっかり汲み取れるような環境作りに配慮する。
☆2歳4ヶ月男児
衣服や靴の着脱に挑戦する。
→必要に応じて援助し、よく褒めながら自信に繋げていく。
☆2歳1ヶ月男児
他児との動作を真似たり、他児との関わりを楽しむ。
→他児の存在を知らせ遊びに誘い、仲立ちをする等して楽しめるよう援助していく。
☆2歳1ヶ月女児
他児と手を繋いで歩行してみる。
→「ギュッギュッだよ」など、こまめに水分声掛けを行い「上手だね」と褒めながら、手を繋いで歩く自信へと繋げていく。
☆2歳0ヶ月女児
保育士と手を繋いで歩行する楽しさを味わう。
→歌を歌ったり周りの景色を知らせたりし、散歩を楽しめるようにする。
☆2歳0ヶ月女児
保育士と言葉のやり取りを楽しむ。
→子の言葉や仕草をゆっくり受け止め、安心して話せるようにする。
☆1歳11ヶ月女児
苦手な食べ物を少しずつ食べられるようにする。
→子の気持ちを受け止めながら他児が食べる姿を伝えるなどし、無理のないように進めていく。
☆1歳10ヶ月女児
他児との遊びを楽しみ、積極的に関わろうとする。
→状況に合った言葉掛けで仲立ちし、共に遊ぶ楽しさを伝えていく。
☆1歳10ヶ月女児
積極的に体を動かして遊ぶ。
→ボール遊びや追いかけっこに誘うなどし、興味が持てる遊びを行う。