購買力平価実効ドル円は、公表値を1.35倍しなければならない!?日経も同様である!
学習資料①…フィボナッチの説明と銘柄選びのポイント
学習資料②…一目均衡理論の説明
上の①②の学習資料は随時確認しておきたい、本ブログ読者には必須の知識なので、覚えるまでしっかり読み込んでいただきたい。
当面の株価の判断材料と判断基準
①前日16:30→当日朝5:00のナイトの出来高と価格の向き
②米株チャートの崩れがないか?
昨日記事による検証から、購買力平価を表す実効ドル円レートの正確な計算式は、公表のドル円実効レート(購買力平価)×1.35倍となる。
ことが分かった。そういう意味でいうと、現状の株価も安すぎるわけだ。本来は実効為替レート160円ドルに相応する36,000×1.35=48,600円程度になっていないとつじつまが合わない。
自信をもっていこう!日本!!!
ということで、いましばらくはもみ合いを続けると思うが、急激な円高に振れると日本株が下落する流れが続いている。
しかしながら、7.11大暴落の時のように、円売り玉買戻し+先物売りの裁定取引は今の状況では使えないので、今回は、円買い+先物(現物)売りという裁定を企ててくるだろう。
もうその兆候は表れており、上チャートでもわかるように、約1ヵ月ほど前から円買い玉は増えてきている。ただし、円売り玉のように、日米の金利差をその根拠とするほど「円買い」に強気で出ることはできないので、「円売り玉」ほど多くの枚数を蓄えるわけにいかないのは、前回の円買い玉が最高でも5万枚であることからも明らかだ。
対して、より合理性のある「円売り玉」に関しては、20万枚近いポジションをとってきたことでもわかるように、今の日米の経済力から言っても、円安に振れやすいが円高には振れにくい構造的な要因があるので、円買いによって大きく日経を売り崩すことは決してたやすくはない。
そういった理由から、円高に振れやすい130円台半ばくらいまでは、円買い+先物売りという裁定には与みしやすいので、しばらくの間は、米株との連動性は薄まり、米株が上げても日経は追随しない場合が増えてくるかもしれない。
昨日おとといと、米株が好調なのに思ったほど日経が上げていないのも、一部の投機筋を中心に円買い+先物(現物)売りの裁定取引が始まっているのを裏付けている感じだ。具体的には、9/6週、9/2月~9/6金には、上表の投資主体別売買動向によると海外投資家は8,235億円売り越してきている。
この数字は、先の7.11大暴落時に匹敵する額となるので、今回の円買い先物売り裁定にも相当な力の入れようが感じられる。
8月後半からは、海外勢は合計1兆4,675億円の売り越しとなっているが、9月は国内勢の買い越しがちょうど1兆円ほどとなっているので、9/4からの暴落は海外勢の売り越しによるもので、そこからの急回復は国内勢(年金+個人+自社株買い)の買い需要によるもの、ということになる。
特に個人の買いは、信用を含めると6,645憶円にもなり、相当大きな力を持っていることがわかる。「貯蓄から投資へ」という流れがもっと一般的になると、米国のように株式市場がにぎわうことになり、より一層強固な市場へと成長できるのに、その気にならない日本人がまだまだ多いのは非常に残念なところだ。
まあ、それでも勇敢な?日本人投資家人口は「新NISA」によりだいぶ増えてきてはいる。
9月は大半の企業の決算月に当たり、日経では自社株買いに規制が入る。「お化粧買い」と言われ、期末決算を良く見せようとするようなインサイダー的な買い物がにぎわった頃もあったが、今はとんと聞かれない死語となってしまった。9月は買われない月になっていることで日経は余計に冴えない。
しばらくは強気の買いは難しい状況が続きそうだ。
「円安」が日本の経済力を強靭にする。そんな日本が「得」をし、日本が「良」くなる円安時代がいよいよ本格的に日本にやってくるのである。なんてすばらしいことなんだああああああああ!
やっぱり、「円安」はいいよな~
9/13(金) 本日のポートフォリオと含み損益
3778 さくらインターネット 取得単価 4,456円
株数 700株
本日の価格 4,440円
本日までの損益 -11,100円
総投資額 3,119,100円
トータル含み損益 -11,100円
2024.9月1日~9月13日までの
確定損益のスクリーンショット
本日は以下の通りのトレード結果。+46,549円。
※ご注意
上記銘柄は投資をお勧めするためのものではなく、あくまでわたくしの備忘録ですが、現実味のある数字を公開するのも、読者様の興味を引くところだと思いますので、今後随時更新するつもりです。
投資はすべて自己責任。そこには非常に重い責任があります。株価はお金の増減に直接影響し、その増減が及ぼす感情の波には人の命をも脅かす恐ろしいものがあります。そういう意味でも、自己責任というのは非常に重いものがあります。安易に考えることなく、十分にご自分でご研究のうえ、投資行動をお願いいたします。いずれの結果になろうとも、すべて己が原因の「因果応報」の結果をもたらしますことを十分認識してください。