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「7.11円買いショック大暴落!」説の根本にあるのが、7/11日経最高値更新までの2か月ほどにわたる「2.3兆円18万枚(1枚約1,270万円)の円売り」・「2兆円の先物買い」に対する巻き戻し(裁定取引の最終地点である反対売買)である。

 

J資本が介入するトレードの基本は「裁定取引(アービトラージ)」だと言われる。

 

一般的に裁定取引というのは、東証TOSNETで開示されている、日経先物と現物株の裁定取引を言う。これを説明すると、↓

 

裁定買いは、先物を売って現物を買う取引。先物が高く、現物の方が安い時に実行する。ポジ組の先物価格と現物価格には差額(利益)が生まれる。SQ日には、先物と225現物は同価格となって、2つのポジションは解消され、利益が確定する。解消前の残高を「裁定買い残」と言い、多いほど、この先売られるので先安観が強い信用買い残と同様な需給の意味がある。←金文字部分が重要

 

裁定売りは、先物を買って現物を売る取引。先物が安く、現物の方が高い時に実行する。ポジ組の先物価格と現物価格には差額(利益)が生まれる。SQ日には、先物と225現物は同価格となって、2つのポジションは解消され、利益が確定する。解消前の残高を「裁定売り残」と言い、多いほど、この先買われるので先高観が強い信用売り残と同様な需給の意味がある。

←金文字部分が重要

 

裁定売買については、株価の先行きを予想するうえでは、確認しておいた方が良い。特に、裁定買い残の方は少ない方が良いので、東証ネットで随時確認することをお勧めする。

 

というわけだが、こんな姑息なことではなく、ユダヤ流の裁定取引というのは、「2つの市場を使って、価格を操作する」取引くらいに理解しておいた方が良い。ポイントは、相関性がある2つの市場でどちらかを売買して、利ザヤを稼ぐ方法が裁定取引の本来の意味だ。

 

その意味で、日本市場において、今最も熱いのがドル円と日経平均先物の裁定取引なので、その関連性と需給を把握しておけば、ほぼほぼ先が読めるとわたくしは考える。

 

前投稿で日経記事に掲載されたドル円の売り建ては1.3万枚まで激減している。ということは、円買い需要も激減していることになる。

 

よって、流れは、円安→株高の方向に進むと考えるのが自然な流れだろう。ドル円に関して、「購買力平価」という視点でとらえると、まだまだ円は高い。マクドナルドのビックマックが980円くらいになるまで、円安、インフレが続く見込みである。

 

その時には、前試算でいうと、1ドル260円。日本株の先高観は言わずもがなだな。

 

 

やっぱり、「円安」はいいよな~

 

8/13(火) 本日のポートフォリオと含み損益

 

昨営業日、先週8/9(金)、前回更新してなかったので結果のみですが、3798ULSグループ、+160,000円、4004レゾナック、+26,000円、他、2477手間いらず(旧比較com)300株、+2,000円の利確、約+190,000円でした。前日はリバランスのため、レゾナック利益確定+304,000円でした。2日間利確合計約+490,000円でした。下スクショです。

 

4004 レゾナック  取得単価 3,508円

        株数        500株 

        本日の価格    3,298

            本日までの損益 -105,000円 

 

6920 レーザーテック取得単価 27,540円

        株数        100株 

        本日の価格    28,255

            本日までの損益 +71,500円 

 総投資額    4,508,000円 

 

トータル含み損益  -33,500円

 

 

 

2024.8月1日~8月11日までの

確定損益(税抜き)のスクリーンショット

 

8月2日~8月7日までの暴落損切り分▼720,000から▼230,000円まで回復しました。全戻しまであとちょっと???

 

 

※ご注意

上記銘柄は投資をお勧めするためのものではなく、あくまでわたくしの備忘録ですが、現実味のある数字を公開するのも、読者様の興味を引くところだと思いますので、今後随時更新するつもりです。

 

投資はすべて自己責任。そこには非常に重い責任があります。株価はお金の増減に直接影響し、その増減が及ぼす感情の波には人の命をも脅かす恐ろしいものがあります。そういう意味でも、自己責任というのは非常に重いものがあります。安易に考えることなく、十分にご自分でご研究のうえ、投資行動をお願いいたします。いずれの結果になろうとも、すべて己が原因の「因果応報」の結果をもたらしますことを十分認識してください。