LINE×Lステップを用いて
ステップメール配信
セグメント配信
顧客管理
などLINE自動化・仕組化の
設定・構築代行をサービス提供している
ATTRACTIC株式会社の森です。
本日は・・・
本日は新しくなったLINE公式アカウントの
ステップ配信についてのお話です。
(※2022年2月時点)
何が変わったのか、またLステップとの
違いは何かについて解説していきます。
まず、ステップメールとは
予め設定しておいたメッセージを
順番に自動で送る機能ですが
本来、LINEでステップメールを送るには
Lステップを使う必要がありました。
しかし2021年2月にLINE公式アカウントで
ステップメールが送れるようになり
Lステップとの違いなどを
こちらの動画でも解説しておりましたが
そのステップ配信機能が
更にアップデートされたのです
何が新しくなったかというと
「オーディエンス」と呼ばれるものを
ステップ配信が送られる条件にできるのと
ステップ配信の途中で条件分岐という
送信者を絞り込んだ配信の設定が
できるようになりました!
「オーディエンス」は簡単に言うと
グループみたいな意味合いで
LINE公式アカウントで
特定の条件に当てはまる人のグループを
いくつか作ることができます。
例えば
・配信したメッセージを開封した人
・メッセージのリンクをクリックした人
という様なグループです。
LINE上でとれたデータをもとに
配信する対象者や配信メッセージの
送り分けができるようになりました。
では更にオーディエンスの種類を
もう少し詳しく解説します
6種類のオーディエンス
①クリックリターゲティング
②インプレッションリターゲティング
過去に配信したメッセージに含まれる
URLをクリックしたユーザーを
対象にしたグループです。
但し、配信にこのグループを利用するには
グループの人数が50人以上必要なので、
一斉配信して10人しかURLをクリック
していない場合などは使えません
ちなみにLステップの場合
クリックしたかどうかの判別や
それに合わせた配信は可能ですが
APIの仕様上、開封率は測定できません。
メッセージを開封した人にだけ
メッセージを送りたいという場合は
LINE公式アカウントのステップ配信を
使用するということになります。
③チャットタグオーディエンス
手動で付けたタグにおいて、
特定のタグが付いている人だけを
対象にしたグループです。
タグ付けはLINE公式アカウントの
チャット画面で可能ですので
相手のチャットの画面を開くには
まず相手からメッセージをもらわないと
そもそもタグ付けできません
Lステップの場合は、手動はもちろん
自動でもタグ付けができます。
例えば
・このボタンをタップした人
・このアンケートに答えた人
など、ユーザーのLINE上の動きに合せて
自動でタグをつけられて、そのタグが
付いている人にだけメッセージを送れます。
④ 追加経路オーディエンス
友だち追加した方法によって
作れるグループです。
あまり細かい設定はできず、例えば
・LINE広告のURLから追加された
・ユーザーがLINE内で検索した
・どこかのWebサイトから流入した
という風にざっくりとしたデータです。
Lステップの場合は流入経路分析という
機能を使ってより細かく設定できます
自分で友だち登録用のURLを作れるので
登録する場所ごとにURLを設定できます。
流入経路によって配信内容やタグも細かく
設定できるので、自社商品が複数ある方は
Lステップがおすすめです
⑤ユーザーIDアップロード
これはユーザーIDをアップロードして
作成できるグループです。
上級編のため使用される方は少ないと
思うので簡単にお伝えします。
このユーザーIDは自分で設定できる
LINE IDとは別で、個人のLINE自体に
割り当てられているIDです。
このIDは本来わからないものなのですが
APIの機能を駆使すると取得できて
このユーザーIDに当てはまる人に送る
ということが可能です。
ちなみにLステップもAPIですが
このユーザーID取得はできません。
これはあくまでも自社のLINE公式アカウント
に登録している方のID取得になるので
LINE公式アカウントに登録していない方の
IDを取得して勝手にメッセージ送れるという
訳ではないのでご注意ください。
⑥ウェブトラフィックオーディエンス
これも上級者向けで説明も難しい用語が
出てくるのですが、ストレートに言うと
LINE Tagのトラッキング情報を基にした
グループです。
もう少しかみ砕いて言うと
例えばWebサイトの会員登録とか
商品購入のページに
ユーザーがこのページにたどり着きました
というのを検知するスイッチの様なものを
Webサイトの裏側に仕込むことができて
そのページにたどり着いた人をグループ化
してメッセージを送ることができます。
これはLステップで言うコンバージョンの
機能とほぼ同じなのですが
クッキー規制というWebサイト自体の規制
により、こういう機能はほぼ使えなくなった
と言われているんです。
なので、本当に検知できるのかどうかは
しっかり検証する必要があります。
クッキー規制については、
こちらの動画で解説しています。
【まとめ】
LINE上で取れた情報を基にグループを作り
グループによって配信する・しないや
配信内容を設定できるようになったので
よりユーザーに合わせたステップ配信が
可能になりました!
ただ、グループ化の項目が限定的な為、
実際にはより細かいステップ配信がしたい
というご要望が多いようで
そういった方にはLステップの機能が
断然おすすめです
これからLステップを使いたいという方は
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動画の解説も、ぜひご覧くださいね