ショウさんが夜、車でうちに来てくれて


お茶でもしよーって

夜遅くまでやってるカフェに。



カフェで1時間以上しゃべって・・・

さぁ帰るかって車にもどった。


エンジンをかけてもなかなか

発車しないショウさん。。。



これは・・

くるか・・・




うー

やっぱりきた!



わたしの肩に手を回してきて

顔をうずめてきて

よしよしってしてあげてると

首筋からほっぺにチュッチュとキス攻撃をしかけてきた。


唇んときは じらしてじらして

少し間があってから

・・・・・・

くるかんじ。

なんか じらして、私の様子を窺われてようなんだけど。。。



いつものように

軽いキスから

わたしの唇をチロチロとなめだし、

その舌をー

入れてきたーーー


んんん・・

でも

そろそろだよね

って思ってたから


私も口を少し開いて

ショウさんの舌を入れてあげる。



あれ?

あ、わたしの舌はどうすればいいの??




ショウさんの舌は

ゆっくりとわたしの上の歯のあたりを舐めて

ぐるぐるぐるぐる

いろんなところ行ったり来たりして

わたしの唇を甘噛みしてきたり



わたしもショウさんの舌を追って

応戦。

たしか上の歯の裏あたりをなぞるといいって

誰かに聞いたのを思い出して

やってみたり・・


とにかく経験値のないわたしはけっこう必死。



あーでも

この歳だからかな。

けっこう冷静・・・。


もっと唾液がドバーと入ってきたらどうしよう

とか思ってたけど

そんなこともなく


「こんなもんかー」


ってかんじ。



でもやや潔癖症なわたしが

こんな

人の口の中に自分の舌を入れたり

舌を入れさせたり

なんて・・・


できるのは 相手がショウさんだからこそ。



あ~こんなことしちゃった。。。

こんなことできちゃった。。。

って思うたびに


わたしの心はショウさんに征服されていくような、そんなかんじ。

さいきんは


ショウさんが車でわたしを送ってくれたり

車でうちまで来てくれることが多い。


夜だけだけど。



だって、ショウさん

車ないから。

お母さんの車借りてんの。



ショウさん、

車買わないかなー。


そんなお金があるんだったら

楽器とか機材買ったり

自分のバンドの広告費用にまわしちゃうひとだからな。


バンドマンってそんなもん。。。


そうそう。


付き合って1ヶ月、


デートはもっぱら

会社帰りのお茶。週末はライブや夏祭り。


私のもうひとつのバンドの練習がはげしいときだったし、

何かと用事もあって1日いっしょにいられる時間が

あまりとれなかったから、

夕方から会って、ごはん食べたりして

私がショウさんを車で送り届けるってのが普通だった。



送り届けても、

ショウさんの家に着いて

なかなか車から降りてくれないんだよね。



いつまでもキスしたり

手をにぎってたり

抱き合ったり・・・


って1時間以上して


「じゃぁね」ってなる。

めっちゃ名残惜しそうなショウさんの目が

かわいすぎる。




あるとき、スタジオ練習が続いてちょっと疲れてる

私は、車の中でキスとかしてるうちに

フワ~っと 寝てしまった。


おお、いかんいかんってすぐ起きたけどさ、



ショウさんは

「このまま寝かせてあげたい。

いつか 昼寝とかいっしょにしよう。

いっしょに寝たい。」


って言った。



え!いっしょに寝たりしたら

なんか

エロいことになるんじゃないのか??



ビビる恋愛初心者のマーカ。



付き合う前からショウさんは


「声がききたい」


ってしょっちゅう電話してくれた。


平日会社の帰りに会っても、


「寝る前はマーカの声が聞きたくなる」


って電話してくれた。毎日のように。



毎日毎日何を話すんだ?と思うけど、


べつにそんなに話すネタもないから、


少し話しては、

シーーーン ってなって


「ねむい?」


「うん・・」


「・・・・。」


「・・・・。」


っていうのを繰り返してるだけでも


それでも電話で繋がってるっていう安心があって


ショウさんはまめに電話してくれた。




とうぜん電話代はすごいことになった・・・。


いくらだったか教えてくれないけど、


ケータイの会社も別々だったからさ、すごいことになってたと思う。



最初のころは


「いいんだよ。そんなん・・・」


ってごまかしてたけど


付き合うことになって 毎月それが続くとなると


さすがのショウさんも危機感を覚えたらしく、


どうすれば一番安く通話できるかってのを調べてきてくれた。


わたしはケータイのなんとかプランとかさっぱり分かんないし

ショウさんの言われるまま


「ソフトバンクのホワイト家族24にしよう」


って言われて


「うん。わかった。」


って言うしかない。




ショウさんがそんなことを言い出した

翌日、


ソフトバンクのケータイを持って私の家にやってきた。



なんで迅速な行動力。


「ケータイ、契約してきたから。俺の2台目ってことになってるから

ホワイト家族24だよ。


これで、いつでも好きなときに

俺の声が聞きたいときは

いつでも電話してこいよ。


通話料いらないんだから。」



「ありがと~。 こんなに早くケータイゲットできるなんて思わなかった。


請求がショウさんのところにいくんだったら


わたしはショウさんに 支払えばいいんだよね。」




「それぐらい俺が払うからいいよ。

だから、いつでもかけてきて。声きかせてよ。」





・・・と。

そのケータイをくれたのです。


ジーーーン


ショウさん、、かっこいぃぃ。



こうしてだんだん惚れていくわけです。。。


付き合い初めて

初キッスまでは 

そんな時間かかんなかった。



彼女/彼氏の関係になってから

はじめての週末。

花火に行くことになったんだ。


2人とも浴衣で・・・



硬派なわたしは思う・・

2人とも浴衣で花火デートなんて

ぜんぜん硬派じゃねえ。

はずかしい・・・。



でも硬派なショウさんが

「浴衣で行く」って。

それで、私は洋服で行ったら

なんかアンバランスだよなあ。


よし。

はずかしいけど、ここは浴衣でいこう。




ショウさんの彼女になってからはじめての

待ち合わせは なんかいつも以上にはずかしい。

浴衣だしね。



花火は川原だった。

石がゴロゴロしてる川原に座って見た。


ショウさん、彼氏になったんだから

足場の悪いところで、手をひいてくれたりしないかな・・・

なんて期待したけど

そんなこともとくになく、

2人で座って見たけど、

ただ並んで座ってただけだった。



花火が終って

人がいっぱいいた川原も少しずつ、静かになっていく。



もうちょっとゆっくりしてたい。



川原だけど、

けっきょく

バンドの話とか。こんどのライブの話とか。




川原に残る人ももうほとんどいなくなった。

カップルがポツン、ポツンと 見受けられるぐらい。




ショウさんとの会話がとぎれた

そのとき、

手をにぎられ、

私の肩に顔をうずめてくるショウさん。


いつものことなんだけど、

付き合ってはじめてのデートなんだって思うと

妙にドキドキする。



顔をあげて

超至近距離でわたしを見つめてくるショウさん・・・。



わ。これ、キスしよーとしてる・・・。



いつもならここで顔を背けてしまう私。

でも・・・


わたしはこのひとと、ボーイフレンド/ガールフレンドの関係になるって

決めたんだ。

もう、私にブレーキをかけるものは何もなかったのね。



そのまま目を閉じる私に

唇を重ねてくるショウさん。



やさしい やさしい キス だったな。