お読みいただきありがとうございます。
こちら卵巣癌発覚まで15の続きになります。

(前回記事)




​退院後日に日に回復してきた中
いよいよ夫と卵巣腫瘍の病理検査の結果を
聞きに病院へ。



腫瘍マーカーの値はとんでもなく
高い値だったので癌を覚悟してましたが
その後のCT、MRI、
手術後の先生の報告でも
異常がなかったので
これはもしかしたら癌じゃないのでは?
という気持ちの方が大きくて



この日も病院の待ち時間に
夫と結果を聞いてからどこにランチに
行くか話したり、
ポイ活したりして呑気に過ごしてました。



いよいよ名前が呼ばれて
夫と診察室へ入る。


先生はいつも通りにこやかな笑顔

『退院後どうですか?
照れ
内診の結果も腫れもなく術後も
経過良好ですね!!、、、、』


『良かったです
爆笑本当に
ありがとうございました。』



ただね、、、、この間の病理検査の結果
なんだけど境界悪性腫瘍でした。


『え?良性ではないんですか?癌ですか?
子供は授かれますか?』


『卵巣腫瘍には良性、悪性の他に
その間の境界悪性腫瘍というのがあって
それは良性ではないので、
取り除かないといけないんです。
卵巣癌は4種類有るんですが
その中でもまーぼーさんは
粘液性のタイプでした。
このタイプは進行がゆっくりなので
経過観察に10年ほど通院していただきます。

一般的に
転移する前に卵巣と子宮を摘出
したりしますが境界悪性ということと
妊娠を望まれてるというので
妊孕性温存治療というものがあります。』


そういって、その治療が書かれた
プリントを渡される。

『まだ若いですし強く妊娠を望まれてるので
次の手術の時に異変がなければ
子宮や右の卵巣は残しておきましょう。

なので来月もう一度同じ腹腔鏡手術で
左の卵巣と卵管、大網のみを切除します。

そして再度病理検査に出して
どのような状態かお伝えしますね。』


淡々と次回の手術日が決まりました。
予想していなかった結果に
その時は頭が真っ白に。
夫の顔を見る余裕もなく
涙がポロポロ流れました。

〜つづく〜










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