帯状疱疹は、小児期に罹患した水痘の原因である水痘ウイルスが後根神経節に潜伏し、成人期に何らかの原因で再活性化して後根神経節とその神経支配領域に炎症性病変を引き起こしたものです。罹患した神経領域(デルマトーム)に疼痛と発疹を引き起こします。
初期症状としては、疼痛に引き続いて3~4 日を経過した後、後根神経節領域に皮膚の発赤と水疱が出現します。10 日から2 週間ほどで水疱はかさぶたになり、落屑して色素沈着を有する瘢痕を残します。
約2割に皮疹が治まってもなお、しびれや痛みが残ることがあり、帯状疱疹後神経痛といいます。