紫式部の娘は、大弐三位(だいにのさんみ)と呼ばれ、本名は藤原賢子(けんし)です。平安時代中期の女流歌人で、女房三十六歌仙そして百人一首の歌人として知られています。

 父は藤原宣孝です。彼女は宮廷で出仕し、一条院の女院彰子に仕えました。また、第70代後冷泉天皇の乳母も務めました。

恋愛上手と言われ、恋に関わる和歌も複数残しています。和歌は百人一首にも選出されており、歌人としての才能にも恵まれた女性でした。

 詳細な没年は分かっていませんが、80歳を超え、当時としてはかなりの長寿だったようです。彼女の生涯は、母の紫式部と同様に、平安時代の女性の生活を垣間見ることができる貴重な記録となっています。 

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