富山駅は、北陸新幹線金沢延伸(2015年3月)で東京からのアクセスにおいて約1時間の大幅時短を達成しました。今回の北陸新幹線敦賀延伸によって大阪・京都に行くには所要時間が29分短縮されました。富山~京都は富山~東京と同じく2時間10分です。

 富山駅は以前、北陸新幹線金沢延伸開業で、大阪・京都に行くには金沢発サンダーバードに乗り換えを強いられる形になりました。しかし金沢~富山間の「つるぎ」が、敦賀まで伸びたので乗換駅が敦賀になりました。

 新幹線延伸のマイナス面として、富山県から東京方面の人口流出傾向は認められました。しかし一方で、富山県では出生率が上がりました。富山県の地域経済が活性化したことによって、子どもを育てやすい環境になった側面があると思われます。