鼻にスプレーして季節性のインフルエンザを予防する経鼻ワクチンを阪大微生物病研究会が開発し、厚生労働省に製造販売を申請しました。ウイルスの病原性をなくした不活化ワクチンです。
液を噴霧して吸い込むため注射と比べて痛みが少ないのが特徴です。ウイルスが体内に入る際の通り道となる鼻の粘膜の免疫が直接誘導されることによる発症予防効果も期待されます。
経鼻ワクチンを巡っては、第一三共の「フルミスト」が国内で初めて昨年3月に承認されました。毒性を弱めたウイルスを使う生ワクチンで、今年の秋以降、インフルエンザの流行に合わせて流通する見込みです。