「第一三共」は、はしかと風疹の混合ワクチン(MRワクチン)に、おたふくかぜワクチンを混ぜた3種混合ワクチン(MMRワクチン)の製造販売承認を、厚生労働省に申請しました。おたふくかぜワクチンは海外では広く使われているものの、国内では任意接種となっています。MMRワクチンが実用化されれば、定期接種化に向けた議論が本格化する見通しです。

 申請されたのはウイルスの毒性を弱めた生ワクチンというタイプで、子ども用です。注射を打つ回数が減り、負担が軽くなります。

 MMRワクチンを巡っては1989年に一度導入されましたが、無菌性髄膜炎の副反応が問題となり93年に接種が中止されました。

 新たなMMRワクチンの開発で、おたふくかぜワクチンの定期接種化の検討が進められます。

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