小学3年生の孫が夏休みで遊びに来ました。娘から反抗期の相談を受けました。
反抗期はよくあることです。子供が大人になっていくのに大切な過程です。子供が自分の意志や気持ちを大切にしようとしている時期なので、まずはそれらを受け止めるようこころがけてみましょう。子供が自分から意思を話してくれず、キツイ言葉を吐いてくるだけの場合、もう少し考えを深めて、その言葉を言っている子どもが何を考え、親に対してどう感じているのかを考えてみてください。
また、子供が話すことで自分の気持ちとの付き合い方を学んでいきます。親からすると「主張したいならすればいい」と思うかもしれません。しかし、途中で遮ったり、判断・評価を加えたりせず、まずは本人の話を最後まで聞くようにしましょう。
これらのことから予想できるのは、仲間との能力差に敏感になる、友達同士の関係に悩むことが増える、思うようにならずイライラが増す、すなわち子どもの心の疲れが一気に大きくなっていることが考えられるのです。親として努めたいことは、子どもの気持ちを理解できるよう努める、子どもの気持ちに寄り添い、思いやりをもつ、子どもの自己肯定感 (意欲や自信のモト) を高めることだと思います。