自閉症は様々な症状をきたしますが、一説に社会性、コミュニケーション、イマジネーション(想像力)の三つ組みの障害ともいわれます。
Asperger 症候群は言語発達の障害を認めない点で典型的な自閉症と区別され、通常、知的能力も平均的か、それを上回ります。
自閉症とその類縁疾患の分類や呼称は幾多の変遷を経てきましたが、近年、範囲をもち連続したスペクトラムをもつ1 つの疾患単位(自閉症スぺクトラム障害)として捉えられるようになってきました。
『自閉スペクトラム症とは:自閉スペクトラム症の診断は、DSM-5に記述されており、下記などの条件が満たされたときに診断されます。
・複数の状況で社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的欠陥があること
・行動、興味、または活動の限定された反復的な様式が2つ以上あること(情動的、反復的な身体の運動や会話、固執やこだわり、極めて限定され執着する興味、感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さ など)
・発達早期からこれらの症状が存在していること
・発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること
・これらの障害が、知的能力障害(知的障害)や全般性発達遅延ではうまく説明されないこと』