前胸部激痛症候群(Precordial Catch syndrome)は小児の胸痛の8~9割を占めるといわれているほど頻度が高い病態です。 深呼吸をした時などに突然胸部の一部に現れる胸の痛みで、若年者に多く持続時間は30秒~3分以内くらいで、一般診察や検査では 異常は認められません。 姿勢の乱れによる肋間筋の痙攣や胸膜痛が原因と言われているが、はっきりわかっていません。

・発症形式:安静時もしくは軽労作時に突然発症する。前かがみや悪い姿勢で発症することがある。激しい運動時や睡眠中は起こらない。

・増悪・寛解因子:深呼吸で増悪する。深い呼吸と浅い呼吸を繰り返したり、姿勢を伸ばしたり、仰臥位になったりすることで改善する。重篤な病気ではないことを伝え、保証を与えることが大切です。

・性質:鋭く、突き刺すような、焼けるような痛み。圧痛なし。

・部位:左側に多い(前下方・胸骨縁)。側胸部、右前胸部にも見られる。1~2本の指でさせる限局した範囲。

・程度:強さは様々である。

・時間的経過:数秒~数分で自然軽快する。30分以上続くこともある。

・放散痛なし。

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