新型コロナウイルスの「抗体検査キット」を販売した全国の6事業者に対し、消費者庁は、景品表示法違反の疑いがあるとして、改善を指導しました。抗体検査キットは過去の感染の有無を調べるものなのに、現在感染しているかどうかが判定できるかのように表示していたそうです。
「わずか15分!高精度・新型コロナウイルス判定」「PCR法では難しいとされる感染初期での判別も可能」などと表示し、主にインターネットで販売していました。販売価格は約4千円~1万円で、いずれの事業者も中国から抗体検査キットを輸入していたそうです。
抗体検査は現在の感染の有無を調べる抗原検査やPCR検査と違い、医薬品医療機器法による製造・販売規制はなく、一般的に精度も低いとされます。研究や疫学調査を目的として実施される抗体検査に一定の意義はありますが、過去の感染の有無を知るために個人が検査することは推奨されません。現在の感染の有無は判定できません。