豊橋市は、フィリピンから来日し豊橋市内の病院に入院中の外国籍の人の狂犬病発症を確認したと発表しました。昨年9月ごろにフィリピンで犬にかまれ感染したとみられます。国立感染症研究所によると、国内での発症確認は2006年以来で、国内で人が感染した例は1956年を最後に見つかっていません。
発症者は、足首や腰の痛み、水を怖がるなどの症状を訴えていました。現在も症状は重く、集中治療室(ICU)に入っているそうです。
感染研によると、06年11月に京都市の男性が、同12月に横浜市の男性が発症して死亡しました。いずれもフィリピンで犬にかまれていました。狂犬病はウイルスによる感染症です。人から人へ感染することはなく、患者から感染が拡大することはありません。海外に渡航する際には予防接種が大切です。
狂犬病の臨床症状
○前駆期:発熱、食欲不振、咬傷部位の痛みや掻痒感
○急性神経症状期:不安感、恐水及び恐風症状、興奮性、麻痺、幻覚、精神錯乱などの神経症状
○昏睡期:昏睡(呼吸障害によりほぼ100%が死亡)