2019年のノーベル医学生理学賞は、細胞が酸素量の変化を感じ取り、適応する仕組みを発見した米英の3人に授与すると発表されました。

 3人は、酸素量の変化に応じて細胞内で起きる変化を分子レベルで研究。ラトクリフ氏とセメンザ氏は全身の細胞で働いていて、酸素量に反応するタンパク質HIFの働きを解明したそうです。酸素が足りている状態では、HIFは別のタンパク質VHLと結びついて分解されてしまう。一方、酸素が足りないとHIFは細胞核の中に入り、さまざまな遺伝子に働き掛けて酸素を運ぶ赤血球を増やすなどし、体を守ろうとする。

 日本では、HIFの分解を抑えて赤血球を増やし、腎臓病患者の貧血を治療する経口投与が可能な薬「エベレンゾ」(一般名:ロキサデュスタット)が9月に承認されました。アステラス製薬と米国のFibroGen社が共同で開発を進めていた薬です。

 

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