2017年に登場したのが、帯状疱疹の新薬「アメナメビル」という薬です。アメナメビルはアシクロビルなどの「○○シクロビル」とは異なった作用でウイルスの増殖を抑える薬で、帯状疱疹を発症した患者さんが、腎機能が低下していても、薬の量を減らす必要がないというメリットがあります。これまでの薬は、1日3回=朝、昼、晩、飲まなければなりませんでしたが、このアメナメビルは1日1回飲むだけで、1日中抗ウイルス作用が持続しますので、患者さんの負担も軽減できます。

帯状疱疹は薬で治療できる時代になりましたが一方で、予防も進んでいます。予防はワクチンを接種します。なぜワクチン接種なのか?それは子供の水ぼうそうとの関連が指摘されているからです。子供の水ぼうそう=小児水痘については、予防接種が2014年10月から定期接種となりました。そのワクチン接種が始まってからは水ぼうそうの患者さんが大幅に減ってきました。ただし、小児水痘ワクチンによって、患者さんが激減したので、そこから水痘ウイルスに大人が触れる機会が減ったのです。それによって、ウイルスを浴びて免疫をアップさせる機会が得られなくなったのです。また、家族関係も核家族化で、高齢者は高齢者だけで暮らしているのも免疫のアップ機会を、減らしているのです。そこで高齢者へのワクチン接種することで、帯状疱疹を予防する有効性が指摘されています。

年をとってからの帯状疱疹は、思いのほか激しい痛みに苦労することが少なくなく、高齢化が進むなか課題となってきました。帯状疱疹にならない、なっても激しい痛みのない健やかな毎日を送れるよう、50歳以上の方には帯状疱疹の予防ワクチンが2016年から摂取できるようになりました。費用は自己負担ですが、自治体によっては、公費で補助してくれているところもあります。

 

 

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