国土交通省は、国の特措法に基づきタクシー事業者の営業台数を減らす「特定地域」に指定した富山市について、事業者らでつくる協議会が申請した台数削減に向けた計画を認可しました。営業台数を減らすことで、事業者の収入改善などにつなげるそうです。
 富山交通圏の法人タクシーの適正車両数は二百八十五~三百二十一台。計画では二〇一六年七月現在の四百三十七台を三六六・六台まで減らします。個人タクシーは一人当たり年間三十六日間、運行を休むとしました。今後は計画に合意した事業者が六カ月以内にそれぞれ減車のための計画を作り、国交省に認可申請します。
本日乗った富山市内のタクシー運転手から聞いた話です。安倍首相が官房長官だったときに行われた“タクシーの規制緩和”が、再び規制強化に戻されるわけです。タクシーの規制緩和(改正道路運送法)は、2002年に行われました。

•認可制から→ 事前届出制

•最低保持台数の緩和/60台 → 10台に
•営業所および車庫/所有から → リースに
•導入車両/新車から → 中古車で可に
これらの規制緩和でタクシー会社の新規参入が増え、タクシーの台数も事業者が柔軟に増やせるようになりました。長距離などの割引も増えたし、ワンコインタクシーと呼ばれる初乗り料金500円のタクシーが出てきたのもこの頃です。
規制緩和の後、旅行をあきらめていた高齢者に「タクシー」で送迎するツアープランや、子供の塾やお稽古を送り迎えするキッズタクシーなど、新しいビジネスもうまれました。そして介護タクシーもかなり増えています。