医師の働き方改革に関する議論が続いています。しかし医療機関の役割分担まで言及した議論がありません。入院診療、救急医療、外来診療の機能分担が大切です。
勤務医の労働時間を短縮化させるためには、定時勤務時間内の業務に優先順位を就け、優先順位の低いものから削除するしかありません。日本医師連盟の提言です。
入院診療 → 本来業務
検査業務 → 継続
救急医療 → 継続
外科手術 → 本来業務
内科治療 → 本来業務
患者や家族への説明 → 日勤帯に限定する
外来診療 → 開業医へ
各種書類作成 → 他職種に移譲
各種院内委員会活動 → 不要
予防接種 → 開業医へ、保健所へ
校医活動 → 開業医へ
産業医 → 開業医へ、健康保健センターへ
健診業務 → 開業医へ、健康保健センターへ
医師会 → 労働時間に余裕のある他の医師へ
勤務医にとってどうしても外せない業務とは、外科医にとっては手術であり、内科医であれば検査やカテーテル治療、内視鏡治療などです。入院患者の診療はもちろん外せません。二次三次救急医療も病院でなければ難しいでしょう。最近は医学の進歩に伴い、あまりにも多岐に渡る膨大な業務が増えています。
*わたしたち開業医は、いつも保険診療に関する指導を受けています。いつも疑問に思っていることが、2つあります。
・カルテは日本語で書くこと
・カルテは医師自ら書くこと (予診や血圧や体温も自分で書けとのこと)