犬の平均寿命は13・2歳、猫は11・9歳です。先日知人の家を訪問したら、犬のCT検査を受けてきた話をされ驚きました。しかし、これからは「PET検査」がさらに普及するそうです。
放射性物質を含む薬剤を投与して早期がんなどを見つける「PET検査」について、農林水産省は犬や猫のペットを対象に、使用する放射性物質を1種類から4種類に増やすことを決めたとのことです。検査時間の大幅短縮や、検査項目の多様化が可能になります。PET検査では、薬剤でがん細胞に目印を付け、特殊な撮影装置で病変を見つけます。現在認められている放射性物質はフッ素18のみです。人などの被ばくの心配がなくなるまで最低24時間は入院が必要です。
 農水省はこれに、人にも使っている炭素11、窒素13、酸素15も認めます。検査終了後1~4時間で外に出られます。血流量の異常をとらえ、脳や心臓の梗塞、アルツハイマー病の検査も可能です。費用は全額自己負担で数十万円にもなります。ペットの治療や予防医学が向上して長寿化し、人のようにがんや心臓病が死因の上位を占めるようになってきました。
新たな放射性物質を使うPET検査は動物病院内か近くに薬剤を作る施設が必要です。心筋梗塞や腫瘍を見つけても治療は困難です。そう簡単に普及が進むとは思えませんが・・・。