乳幼児を中心に、口の中や手、足に発疹が出る「手足口病」の患者数が、昨年同時期に比べて約6倍と大幅に増えています。
手足口病は例年夏にピークを迎えますが、今年は大流行した2011年や15年に似たペースで増加しています。
全国約3千カ所の小児科定点医療機関からの報告によると、西日本を中心に患者が多く、東日本では秋田(1・89人)や東京(1・72人)が比較的多くなっています。
手足口病はエンテロウイルスなどが原因の感染症です。発疹が主な症状で、約3分の1で熱が出ます。通常は数日のうちに治るが、髄膜炎などの合併症を引き起こすこともあります。くしゃみなどの飛沫や便を通じて感染し、保育施設などで集団感染が起こります。予防には手洗いや排せつ物の処理をしっかり行うほか、おもちゃやタオルは共用せず、個人別にすることが大切です。