深部静脈血栓症とは、血管内にできた血のかたまりが血管に突然つまる病気です。血栓が脳の動脈につまると脳梗塞や心臓の動脈につまると心筋梗塞などを引き起こします。足の静脈に血栓ができる病気は、深部静脈血栓症といいます。血栓が脳や心臓に飛ぶこともあります。また、飛行機などに長時間座っていた後、足の静脈にできた血栓が血管を移動して肺の動脈をふさいでしまう肺塞栓症は「ロングフライト症候群(エコノミークラス症候群)」としてよく知られています。
血栓症は、血管の内側の壁にできた血栓が大きくなって血管をふさいだり、血管からはがれ落ちて細い血管に移動してつまることで起こります。糖尿病や脂質異常症(高脂血症)などの人は、血管が傷つきやすく、血栓ができやすくなっています。また、長時間同じ姿勢で座り続けると血管が圧迫され、足の静脈に血栓ができやすくなります。足の静脈の血栓は、産婦人科や整形外科などの大きな手術が原因となることもあります。
脳梗塞では、しゃべりづらい、手足がしびれるなどの症状が現れます。また、心筋梗塞や肺塞栓症の場合は、胸の痛みや息が苦しいなどの症状がみられます。片足が急に痛くなったり、はれたりするときは、深部静脈血栓症の可能性があり、肺塞栓症の原因となりますので注意が必要です。(日本医師会480)
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