富山県水墨美術館に出かけました。小雨降る寒い一日でしたが、多くの人が来ていました。模写された『源氏物語絵巻』の最終展示日でした。本展は、東京藝術大学と徳川美術館の協力を得て、所蔵する源氏物語絵巻の模写作品が公開されたものです。今回の展示作品は、絵画成立当時の色彩を最新の科学技術を用い調査・分析し、細部までよみがえらせた復元模写です。復元した王朝装束も展示してありました。

「源氏物語絵巻」は、『源氏物語』を絵画化した絵巻で、物語が成立してから約150年後の12世紀前半に、当時の宮廷を中心に描かれました。『源氏物語』54帖の各帖より13場面を選び絵画化し、その絵に対応する物語本文を書写した「詞書」を各図の前に添え、「詞書」と「絵」を交互に繰り返す形式で、当初は十巻程度の絵巻でした。現在は54帖全体の約4分の1、巻数にすると四巻分が現存します。昭和7年(1932年)、保存上の配慮から詞書と絵を切り離し、巻物の状態から桐箱製の額装に改められました。

徳川美術館、五島美術館収蔵の国宝『源氏物語絵巻』は、現存する最古の作品です。かつて五島美術館に出かけたことがありますが、国宝の「源氏物語絵巻」は展示期間が限られているため、簡単には見ることができませんでした。

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