山崎はかつて千利休が茶室を設けた場所です。水質の良さと3つの川(宇治川、木津川、桂川)が合流するために霧が立ち込めている立地がウイスキーづくりに適しているとされました。この山崎の地に、1923年、寿屋(現・サントリーホールディングス)によって日本初のモルトウイスキー蒸留所が開設されました。社長鳥井信治郎は、本格的なウイスキー製造を目指し、1923年、スコッチ・ウイスキーの本場スコットランドでウイスキー製造を学んだ竹鶴政孝を招聘、山崎蒸溜所長に任じました。
4年前の同窓会で、天王山の中腹に位置し、木津・宇治・桂川の三川を望むアサヒビール大山崎山荘美術館に行きました。JR山崎駅前から20分ごとに、美術館行きの無料バスが出ています。
ここは、大正から昭和初期にかけて加賀正太郎によって建築された「大山崎山荘」を本館として、建築家・安藤忠雄設計による新館とともに公開しています。ニッカウヰスキーは北海道余市で創業したのが始まりで、初期の筆頭株主は加賀証券社長の加賀正太郎でした。いまニッカウヰスキーは、アサヒビールの完全子会社となっています。
新館では印象派のクロード・モネの代表作として知られる『睡蓮』の連作を展示していました。5500坪の敷地面積を有する庭園には数多くの植物が配されています。2階のテラスは、眺望を楽しめるオープンカフェです。木津川・宇治川・桂川の合流点が眼下に見られます。三つの河川が合流したあとは淀川に名前が変わります。真正面に見えるのは、石清水八幡宮を祀る男山です。ここ天王山あたりは交通の要所で、JR,新幹線、阪急、京阪、名神高速道路が走っています。
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